[ 学部 ・ 大学院 ]
未来世界を創造する IOND University

開 講 講 座 の 案 内

学 部 ・ 大 学 院

現在、開講中の講座科目 (一部) の案内です。


◆人文科学系  ◆社会科学系  ◆自然科学系
[社会科学系]
教育学
───

●知能教育概論(1); 松下歸智朗 (教授) 4単位
 知能教育の芽生え・知能の発達・知能の伸び率・頭のよい子の特性・親と子のふれあい・なぜ幼児期に知能教育が必要か・教材「ちのうあそび」の遊ばせ方・知能教育の教材・知能の構造など、知能教育指導者としての基礎的な知識と指導方法を履修する講座である。
テキスト:「ちのうあそび」 自著 知能教材開発センター発行

●知能教育概論(2); 松下歸智朗 (教授) 4単位
 保育技術・知能心理学・大脳生理学・知能因子研究・知能教育学・授業研究・父親の家庭教育などの要点および知能教材「考える遊び」の実技講習・実技実習で知能教育に従事する指導者・管理者のための実践的な講座である。
テキスト:教授作成資料を使う。

●知能教育概論(3); 松下歸智朗 (教授) 4単位
 考える環境・伸びる知能・楽しい刺激などの講義のほか、知能教材「考える指遊び」の実践(授業)により、知能教育指導者の資質向上や知能教材の研究を目指す講座である。高めた知能をもって、高い知識を身につける手法を研修する。
テキスト:「考える指遊び」 自著 桐林学園出版会発行

●国際派日本人養成講座; 伊勢雅臣 (教授) 4単位
 興味を抱く日本の歴史上の事件と人物に関し、文献を読み、自分なりの考えを短い文章でまとめる作業をおこなうことにより、自己がどこに惹かれていたのかが見えてくる。それが自己自身の理想と志を引き出す糸口となり、さらに、これからの国際社会において、誇りを持った国際派の日本人として生き抜く元気の源になる。本講座は、国際派の日本人を養成することを目的とする。
テキスト:メールマガジン「Japan on the Globe 国際派日本人養成講座」のホームページ http://come.to/jog) 、電子ブック版総集編、千年紀書房書籍

●現代日本教育問題論; 窪田英樹 (教授) 4単位
日本の教育現場がかかえるいじめ、少年による殺人、学級崩壊、歴史教科書問題を解析し、その原因を探究し、解決策を研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。新聞連載自筆記事

●学校教育論; 長野安晃 (助教授) 4単位
 本講座は、「子どもの未来を保障するための学校教育を考える」講座である。
現在話題になっている、学校をめぐる悲惨な現状を快復する方法論は確実に在ることを共に考える。さらに、本講座は、「子育て」の中に社会的に有意義な多くの希望があることを理解することを目的とする。
テキスト:「クラスはよみがえる」「学校教育に生かすアドラー心理学」 野田俊作・萩昌子著 創元社

●教育法学; 杉田荘治 (教授) 4単位
 体罰、停学・退学、教員解雇、勤務評定、服装検査、いじめなど生徒指導問題、教育委員会制度、チァーター・スクール、教員ストライキ、その他、幅広く教育上の諸問題を判例、原典法規、統計を中心に据えて考察・研究する。 また常に諸外国のそれらとも比較研究する。
テキスト: Shoji Sugita homepage

●米英の教育関係法学; 杉田荘治 (教授) 4単位
 米英の連邦裁判所、巡回裁判所の判例を中心に据えて、体罰、停学・退学、教員解雇・勤務評定、服装検査、大學入試、教員ストライキ、教育改革その他、広く教育の諸問題をわが国と比較しながら考察・研究する。またNCES, AFT, NEAなどからの統計を広く活用する。
テキスト: Shoji Sugita homepageなど

●教職一般理論; 杉田荘治 (教授) 4単位
 教員採用試験問題を分析し、そのあり方を考察・研究する。 その他、学習塾、予備校問題、最近の教育改革についての具体策、日本人の宗教心などを含め外国人に、わが国を正しく理解させることを主眼として考察・研究する。
テキスト: Shoji Sugita homepage
政治学
───

●政治学; 澤大洋 (教授) 4単位
 政治学を政治哲学 (心理) と政治機能 (行動) と政治構造 (制度など) に分析して、新しい政治学の体系を概説する。
テキスト: 「市民の政治学」 自著 勁草書房、 「社会と秩序」 自著 東海大学出版会

●政治思想史 (日本と東西洋); 澤大洋 (教授) 4単位
 政治思想の生成と展開を概説し、近世政治思想から近現代政治思想を詳論する。
テキスト: 「洋学事始」 自著 文化書房博文社

●政治史(日本と東西洋) ; 澤大洋 (教授) 4単位
 近現代政治史の発展と展開を社会科学の原因・過程・結果の観点から分析し、その成果を現代と未来の政治に寄与するものとする。
テキスト: 「共存同衆の生成」 自著 青山社、 「共存同衆の進展と影響」 自著東海大学出版会、 「都市民権派の形成」 自著 吉川弘文館

●現代日本新保守主義論; 窪田英樹 (教授) 4単位
  国旗、国歌、天皇の日本国民に与える影響を検証しながら、現代日本の新保守主義の源流に迫り、新保守主義の社会的影響力を認識することを目的とする。
テキスト: 「八雲琴の調べ」 自著 、新聞自筆連載記事

●現代日本外交論 I; 正木寿根 (教授) 4単位
 米ソ冷戦の終焉、ソ連解体、地域紛争の多発、グローバリゼーションと情報革命の進展、ポスト冷戦時代における唯一の超大国としての米国の経済的復権等々に特徴づけられた1990年代。新しい国際秩序の模索は、21世紀に持ち越されたが、その行方も2001年9月11日の米国同時多発テロにより、極めて複雑・不透明になった。こうしたなか、日本が今日抱える政治・安保、経済、社会の様々な外交課題を概観し、未来を予測する。
テキスト:教授作成資料を使う。(英文教材を一部に使用する。)

●現代日本外交論 II; 正木寿根 (教授) 4単位
 「現代日本外交論 I 」が、今日の日本外交を包括的に扱うのに対し、本講座では、現代日本の経済外交に焦点をあてる。主要テーマは、「地域経済統合と日本」であり、1990年代以降急速に世界中で加速した二国間あるいは多国間の自由貿易協定をはじめとする様々な形態の地域経済統合の動きに乗り遅れまいと、ようやく重い腰を上げた日本であるが、この日本が関わる様々な地域統合の動き、政治的背景、日本の今後の課題と展望を研究する。
テキスト: 「経済統合のパワーゲーム」 高中公男著 文春新書、英文教材

●日本政治史; 岩下栄一 (教授) 4単位
政治権力・大衆民主主義・政党・選挙・政治資金・派閥という各テーマに基づき、日本の政治の歩んできた歴史を学び、今後の日本政治の展開を予測することを研究目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。
防衛学
───

●日本防衛論; 池田勇祐 (講師) 4単位
 現在の国際情勢を視野に置きながら、日本の自衛隊の装備を中心に、日本の防衛のあるべき姿を、軍事力の国際比較によって研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●日本核武装論; 池田勇祐 (講師) 4単位
 日本は、この地球上で唯一の核攻撃による被爆国であり、厳格な非核三原則をもつ国である。そのため、これまで国内外に対して核の恐怖を核反対の立場から示してきた。しかし、世界の国々は、本当に日本のその姿を理解しているのだろうか、本講座では世界からみた、最先端の核技術をもつ日本の核環境と日本に核武装を求める意見などを紹介しながら、今後の日本の核武装の可能性について研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。
福祉学
───

●社会福祉論; 相川和範 (教授) 4単位
社会福祉全般を理解することを目的とする。即ち、日本の社会福祉制度、サービス、マンパワー、2000年4月から導入された介護保険制度、介護支援専門員 (ケアマネージャー) 受講試験対策、アメリカ合衆国の福祉制度に関する基礎的知識を涵養する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●福祉ボランティア論;  相川和範 (教授) 4単位
社会参加の「ボランティア」という言葉が定着しているが、これは、いかなる意味をもっているのか、また、「ボランティア」活動のあり方は、いかにあるべきかについて考察する。社会福祉分野に興味のある学生を対象とする基礎講座である。
テキスト:教授作成資料を使う。

●介護福祉論;  相川和範 (教授) 4単位
高齢社会の日本において、介護分野のマンパワー養成は急務となっている。より質の高い介護とは、どのようなものであるかを一緒に考える。特に、介護の現場において働いている方、家族を介護されている方、介護経験のある方、介護に興味のある方を対象とする講座であり、介護施設の見学及び研修をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

●対人援助技術論 (事例研究);  相川和範 (教授) 4単位
主に保健・医療・福祉分野におけるカウンセリング技術習得を目的とする。特に、高齢者、障害者の援助を心理学的アプローチから事例研究を通じてカウンセリング技術を理解する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●社会福祉思想論; 相川和範 (教授) 4単位
社会福祉思想は、社会福祉をおこなってきた人物(社会事業家)の生き様を学ぶことである。そしても社会福祉の分野では多くの社会事業家を輩出してきたが、その社会事業家たちの福祉思想を、原書購読を中心に研究する。その為には、魅力ある事業家の思想を選択する必要があり、学生の要望に応ずる形で原書を選択する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●地域福祉論;  相川和範 (教授) 4単位
 本講座は、社会福祉全般に関する知識を必要とするため、福祉分野について初めての方は、社会福祉論と合わせて履修すること。地域とは、どのような特性をもち、そこに住民参加型の福祉を組織化していくには、どのようにすると効果的かを研究する。自由な発想をもって研究に取り組む。
テキスト:教授作成資料を使う。
社会学
───

●地域開発・振興論; 原田信明 (教授) 4単位
 21世紀を目前に控え、国際化・技術革新の進展・情報化・高齢化・産業構造の変化・地方の時代など、社会経済環境は世界的な規模で激しく変わりつつあり、人類は、かつて経験したことのない転換期を迎えている。こうした時代を背景にして、地方の特性を活かした地域づくりが進められているが、全国の地域開発・振興事例を紹介し、主な成果・効果、成功要因、問題点等を抽出する形で、地域開発と地域振興を研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●産業構造論; 原田信明 (教授) 4単位
 戦後の日本経済は、世界に類例を見ない目覚ましい発展を遂げてきたが、それはイノベーションという産業構造の変化を通じて成し遂げられてきた。このような構造変化をもたらす要因、構造変化の推進力を分析し、日本経済・産業構造の変化の過程を抽出しつつ、日本の産業構造を研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●産業政策論; 原田信明 (教授) 4単位
 1960年代の重化学工業、70年代の軽薄短小産業、80年代の先端技術産業、90年代のソフト化・サービス化への対応の時代と、日本の産業政策の歴史を概観するとともに、産業の空洞化への対応として、かつて通商産業省で打ち出された新事業創出促進法に基づくベンチャー育成・新規事業づくりへ向けた取り組みの成果を検証する。そして、21世紀の産業政策は、いかにあるべきかを考察する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●国際ボランティア論 ; 篠崎泰昌 (助教授) 4単位
 青年海外協力隊を中心に、アメリカ平和部隊等の他国の国際ボランティア活動と比較しつつ、国際開発ボランティアの生まれてきた背景、歴史、現状をみることにより、現代社会におけるボランティアの意味、国際開発、開発途上国の問題を考察する。
テキスト : 『地球市民をめざして』 栗木千恵子著 中央公論新社、『ケネディの遺産 平和部隊の真実』 栗木千恵子著 中央公論新社、『ボランティア学のすすめ』 内海成治著 昭和堂

●ラテンアメリカ論 不平等社会研究 ; 篠崎泰昌 (助教授) 4単位
 ラテンアメリカは、開発途上国の中でも貧富の差が著しい地域として知られている。特に、過去10年間の貧困削減政策とも絡み合わせながら、貧富の差の減少と社会政策の関連を具体的な事例を踏まえながら、ラテンアメリカ社会を研究する。テキストは、以下の米州開発銀行の報告書を使う。
テキスト:"Facing Up to Inequality in Latin America" Economic and Social Progress in Latin America (IPES98) (http://www.iadb.org/oce/IPES98_eng/にて入手可能)

●社会学; 丹羽弘行 (教授) 4単位
 現代社会論を軸に、地域社会学から国際社会学の視点に立った、経済・社会・政治・文化に関する研究をおこない、国際化した日本社会の未来を論ずる。
テキスト: 「国際社会―国際化する日本社会―」、東大出版会

●文化経済論; 丹羽弘行 (教授) 4単位
 日本文化は、留まることなく発展を遂げてきた。明治以降の日本経済発展の基軸は、日本文化そのものであったことを、日本企業の社会貢献論及び環境経済論をとおして系統的に日本文化と日本経済の因果関係を研究する。
テキスト:「国際社会―変容する日本社会と文化―」、東大出版会

●経済グローバリズム論; 丹羽弘行 (教授) 4単位
 企業活動とは、単に一企業体に存在するものではない。むしろ、企業の外部要因に影響される度合いが高い。このことを、米国企業の経営を分析し、グローバリズムという企業の外部要因に、いかに左右されてきたかを検証する。
テキスト:「グローバリゼーションー地球文化と社会理論―」、東大出版会

●中国社会学; 伊東道夫 (講師) 4単位
中国社会は、改革開放政策によりどのように変わったか? 計画経済から市場経済への移行によって、家族制度・人口問題・社会保障・生活環境等にどのような変化があったのか? 最新情報を分析しながら、中国社会を研究する。
テキスト: 「中国の社会構造」中野謙二著 大修館書店、一部自作資料
経済学
───

●経済原論; 水吉俊彦 (教授) 4単位
 経済学の基本原理を学習する。本講座は、経済学の基礎知識を固めるための講座であるが、経済学においては基礎知識ほど、その用語の定義と理論を理解することが容易ではないことを理解することを目的とする。
テキスト:「経済学原理」 自著 中部日本教育文化会

●経済学史; 水吉俊彦 (教授) 4単位
 経済学の歴史を探求する。経済学は、いかに発達してきたのか、その歴史の大転換は、どのように起こったのか。新時代の経済学誕生への布石となる研究をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

●経済史; 水吉俊彦 (教授) 4単位
 現代日本経済を分析するヒントを発見し、教訓を学ぶための講座である。「歴史とは、現代と過去との対話である。」というE.H.カーの言説を、経済分野に適用する。また、より広く文化史としての経済史を目指した研究をおこなう。
テキスト:「経済史入門」 岡田泰男著 慶應義塾大学出版会

●理論経済学 (特講); 水吉俊彦 (教授) 4単位
 経済学の各種の理論研究をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

●経済学史 (特講); 水吉俊彦 (教授) 4単位
 原典解読を取り入れ、より深く経済学史を研究する。経済理論・経済政策・歴史との関連において経済学の歴史的意義を考えると共に、未来への展望につながる研究をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

●比較文明史 (特講); 水吉俊彦 (教授) 4単位
 人類の文明史を、経済学を基盤としつつ、人類学・考古学・比較文化学を交えた幅広い視野に立って探求する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●西洋経済史; 楠井敏郎 (教授) 4単位
 学部段階の学生を対象に大航海時代以来現代までのヨーロッパ諸国、アメリカ合衆国の経済発展の特徴を講述する。
テキスト:「エレメンタル西洋経済史」 自著 英創社

●アメリカ経済史; 楠井敏郎 (教授) 4単位
 アメリカの建国から現代までのアメリカ合衆国の経済発展を、産業・金融・貿易の面から論じ、その大きな流れをダイナミックに把握する方法論を研究する。
テキスト:「アメリカ資本主義の発展構造T・U」 自著 日本経済評論社

●アメリカ金融史; 楠井敏郎 (教授) 4単位
 アメリカの建国から現代までのアメリカ合衆国の金融制度の発展課程を跡づけ、イギリス及びヨーロッパ大陸諸国の金融制度と異なった、アメリカ合衆国の金融制度の独自性を解明する。
テキスト: 「アメリカ資本主義と産業革命」 自著 弘文堂、 「アメリカ資本主義と民主主義」 自著 多賀出版、「法人資本主義の成立」 自著 日本経済評論社、 「アメリカ資本主義の発展構造T・U」 自著 日本経済評論社

●食料経済学; 唯是康彦 (教授) 4単位
 日本を含む先進国では、農産物の大半は食料である。食料は、消費側から見れば、栄養ないし食生活という統一した概念であり、農産物ばかりでなく、水産物の大部分を含んでいる。「伝統的」農業経済学は、もっぱら農業生産や農業経営に重点を置いてきたが、現実は、加工、流通等を無視するわけにはいかない。即ち、「農業関連産業」 Agribusiness という概念は、こうした事態から生まれてきた。そこで、本講座では、消費者の立場に立って、農業、水産業の原料段階から、食品工業、食品流通業、調理産業、外食産業、家計食料消費という「食料システム」全般に亘って、広くかつ整合性のある分析をおこなう。また、食料を広く世界から輸入している日本の現状と、今後ますます緊密化していく国際関係を視野に置きながら、本講座では世界の食料問題を同時に考察する。
テキスト: 「日本の食糧経済」 自著 日本放送出版協会

●経済思想史; 太田亮悦 (教授) 4単位
 経済学の発展は、単に経済理論の発展ではなく、経済思想の発展として捉えるべきである。本講座では、経済思想史を経済の発展に沿って学ぶ。
テキスト: 「経済思想」 八木紀一郎著 日経文庫

●経済学概論; 太田亮悦 (教授) 4単位
 経済学の基礎概念を図解をもとに学ぶ。基礎知識を養う講座である。
テキスト: 「経済学の基礎知識」 鈴木・小林編注 英宝社 英文アンブライト (1) 

●経済政策論; 水吉福子 (教授) 4単位
 経済政策(金融政策・財政政策)の基本的前提としての、「混合経済の理論」を学習する。
テキスト:「(新)経済政策原理」 熊谷尚夫著 岩波書店

●経済学; 水吉福子(教授) 4単位
 マルクス及びケインズの経済学の基礎を学習する。
テキスト:「経済学概論」 吉原龍介・宮地尚著 学文社

●国際関係論; 水吉福子 (教授) 4単位
 「国際関係論とは何か?」を究明することを目的とする。国際関係論は、国家の枠を超え、国際的・世界的規模で生起する社会現象の一部または、総体に亘る物を観察の対象とする。かかる前提において、国際関係の分析を深めるのが、この国際関係論研究である。
テキスト:「国際関係論(第二版)」 衛藤瀋吉・渡辺昭夫・公平俊平・平野健一郎共著 東京大学出版会

●文化経済学; 石川豊 (教授) 4単位
 経済学の内、文化経済学、環境経済学、経済学史、経済人類学、国際経済、特殊通貨論を幅広く研究する。特に、文化経済学に重点を置き、企業活動と文化との関係に関する考察をベースに研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●経済学; 伊藤聰 (教授) 4単位
 ヒト・モノ・カネを取り扱う経済学の基礎的知識を習得することを目的とする。
テキスト:「経済学講義 青山秀夫著作集1」 創文社

●貨幣・金融論; 伊藤聰 (教授) 4単位
 現代経済社会は、高度に発展した貨幣金融に基づく経済社会である。本講座では、貨幣と金融に対する基礎的知識を習得することを目的とする。
テキスト:「貨幣金融経済論」 松沼勇著 白桃書房

●国際金融論 (特講); 清水徹 (教授) 4単位
  国際金融論を学ぶ意義・目的・研究視座、国際金融と生活経済、世界経済と国際収支、国際決済と外国為替、外国為替政策に見る公私操作、国際金融市場の構造、国際通貨に関して、その基礎理論を学ぶ。特講として、国際医療金融論について総合的に研究する。
テキスト:「国際金融論」 自著 東京図書出版会

●国際インフレ―ション論 (特講); 清水徹 (教授) 4単位
  国際生活経済学をファイナンシャルな視角から探求する。世界各国に見られるインフレーションとデフレーションに関して、その主たる現状分析・政策に関する研究を行なう。特講として、その政策論をグローバルな幸福的見地から探求・構築する。
テキスト:「金融とインフレの経済学」 自著 創造書房

●金 融 論1; 清水徹 (教授) 4単位
 日本の金融機関の仕組み、金融業務とその課題、金融と金利、金融市場と証券市場、日本銀行の業務内容、国際金融の概観等に関するファンダメンタルなテーマを取り扱い、金融分野の基礎理論と、実益としての資産の増強等に関しても応用編として研究する。
テキスト:「金融とインフレの経済学」 自著 創造書房

●金融論2; 本田新平 (教授) 4単位
 預金保険制度・金融システムの安定化について研究する。とくに、日米預金保険制度の比較・検討を通じて、より適切なセイフティネットの研究を進める。
テキスト: 「金融システムの安定化と預金保険制度」 自著 近畿郵政局

●経済政策; 本田新平 (教授) 4単位
 日本経済の動向、経済政策の手段、政策手段の有効性について研究する。
テキスト: 「経済政策」 自著 フタバ書店

●金融経済論; 本田新平 (教授) 4単位
 金融経済の理論・制度・政策・歴史について研究する。
テキスト: 「商業銀行論」 自著 ミネルバ書房

●統計学; 堀真之 (教授) 4単位
 統計学は、経済データを解析する上で不可欠である。統計分析の中心である確率論及び統計学基本概念についての理解を深める。
テキスト:教授作成資料を使う。

●経済英語論; 堀真之(教授) 4単位
 国際化に伴い、外国企業との交流が盛んになり、的確な英語でコミュニケーションすることが不可欠である。経済分野における経済専門用語の英訳・和訳を正確におこなう手法を学び、経済学の基礎知識及び英語力の涵養を目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●数理経済学; 堀真之 (教授) 4単位
 経済学に用いられる数理的手法を理解する。均衡分析から複雑な動的分析までを含むため、経済の専門的研究者を目指す、学生向きの講座である。
テキスト:教授作成資料を使う。

●国際経済産業論; 関秀夫 (教授) 4単位
 国際的な視野の育成を目的とする。21世紀米国経済産業のカギを握る西海岸地域の状況、双子の赤字に悩む米国、EU(欧州連合)の東欧への拡大、中国は世界の工場から巨大市場へ、東アジア共同体構想、長期低迷基調たどる日本経済、産業は高付加価値製品と資本財で優位へ、以上の諸事項を研究し、国際経済と産業に対する理解を深める。詳細計画 (MS Word doc.)
テキスト:「ハイテクの日は昇る」 自著

●ITマルティメディア論; 関秀夫 (教授) 4単位
ITマルチメディアは、経済活性化のカギである。電子商取引の対象業務、IT国家戦略(ブロードバンド網構築、電子政府)、ネット犯罪、個人情報の保護問題、ICカード型電子マネー、通信市場における競争、携帯ネットで日本は世界をリード、放送デジタル化・多チャンネル化の各事項に対する理解を深めることを目的とする。詳細計画 (MS Word doc.)
テキスト 「国際化時代のITマルチメディア」 自著

●中国経済学1; 伊東道夫 (講師) 4単位
中国が改革開放政策へ転換してから、中国経済は大きな発展を遂げてきた。日本に対する経済的に影響が甚大である。隣国であり、同じアジア地域の国でありながら、共産党一党独裁の社会主義国家という特殊性を持った中国経済についての理解を深める。専門的観点と幅広い視点から中国経済を理解することを目的とする。
テキスト: 「中国経済再入門」 関志雄著 東洋経済新報社

●中国経済学2; 伊東道夫 (講師) 4単位
中国の改革開放政策が始まって早くも30年以上の時間が経った。社会主義国家における市場経済は成功か失敗か、現在どちらの方向に進んでいるのかを分かりやすく分析し、中国経済が抱える問題と課題を明らかにし、その対応策について理解することを研究目的とする。
テキスト: 「中国経済革命最終章」 関志雄著 日本経済新聞社

●景気循環論; 山口義國 (教授) 4単位
キッチン、ジュグラー、コンドラテティエフの三大景気循環論者及びグズネッツその他の景気循環論者の論法、彼らがそれを発見した時代及び社会・経済的背景を勘案・分析し、「現在の経済社会においては、どのように景気循環に対処できるか?」を論じることが出来る基礎知識を涵養する。
テキスト:「景気循環論」 − J.A. Schumpeter  中山・東畑共訳

●観光経済学; 森勇一郎 (教授) 4単位
日本経済は、格差社会化という問題がふきだしている。大都市圏と地方産業類型上の格差などの問題は深刻である。本講座は、地域社会の活力の施策を観光に置き、経済理論を分析手法として観光施策を解明し、地域経済を活性化する理論を提示し、地域社会の復権を試みるものである。
テキスト:「地域産業政策」 清成忠男 東京大学出版会

●近代経済思想史 (特講); 森勇一郎 (教授) 4単位
A.スミスからマルクス、マーシャル、ピグーに至る近代経済思想の再検討を通して、人間探求の社会科学としての経済学復権を試みる。特講としては、生産力論、国民分配論、価格形成論、社会発展論等のマクロ理論をスミス、リカードウ、マーシャルとの比較分析を通して研究する。
テキスト:「近代経済思想の系譜」自著、勁草書房

●経済学史 (特講); 森勇一郎 (教授) 4単位
経済理論は、その時々の社会史的課題の解明の社会科学として発展してきた。第一に、重商主義以降の経済理論の特徴をその時代史的課題との関連で追求する。第二に、特講として、A.スミスとD.リカードの両経済学体系の比較を通して、その理論史的意義と現代の課題について研究する。
テキスト:「西欧近代の思想史像」 自著 勁草書房
経営学
───

●交渉力理論; 中尾光弘 (教授) 4単位
 グローバリゼーションの時代にありながら、日本の交渉力の弱さは、政治・経済・外交に現れている。本講座では、交渉力を養うため、交渉概念・交渉戦略・交渉手順・交渉心理・説得法、交渉者の資質について学び、その知識を実社会において応用できるよう、事例研究を交えた交渉力研究をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

●新時代リーダーシップ論; 中尾光弘 (教授) 4単位
 変革新時代にある現在、リーダーのコンセプチュアル・スキルが問われる。即ち、 構想力(ゼロベース発想、仮説思考)、 表現力(バーバルコミュニケーション、文章表現力)、 行動力(プロセス管理、人脈ネットワーク形成)の諸力である。本講座では、コンセプチュアル・スキルを理解し、リーダーとしての実力を養うことを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●戦略経営論; 中尾光弘 (教授) 4単位
 経営方向の明確化、 組織・システムの変革、 意識・行動の変革、 利益戦略に分けて、「戦略的経営思考とは何か?」を、理論的に理解する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●人材マネジメント開発論 ; 小島晶子 (教授) 4単位
 人材マネジメントと人材開発における個々の分野(例えば、雇用・キャリア・職務評価・トレーニング)を学び、それらが、いかに人材マネジメント全体にかかわっているかを分析し、人材マネジメントと人材開発の方法論を総合的に理解する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●人材マネジメントとコンペタンシー; 小島晶子 (教授) 4単位
 コンペタンシーを使った人材マネジメントは、世界的に定着しつつある。本講座では、コンペタンシーとは何か、最新のマネジメントで、いかに使われているかを研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●経営管理論; 小板信二 (教授) 4単位
 テーラーの「科学的管理法」を出発点とする経営管理の流れを学習する。次に、この管理法を、今日の企業の実態に照らし合わせて考察する。
テキスト: 「経営管理」 塩次喜代明、高橋伸夫、小林敏男共著 有斐閣アルマ

●階層分析法理論; 小板信二 (教授) 4単位
 意思決定に際し、計量化の難しい場合に、直感・フィーリングより、最大公約数的な判断を見出そうとする方法を学ぶ。数学的知識は前提としないが、行列の知識が理解を助けるため、数学的素養を要する。本講座の意志決定論は、社会学や政治学における主要な研究テーマであり、その方面の調査と分析に関心のある学生を対象とする。
テキスト: 「ゲーム感覚意思決定法・AHP入門」 刀根薫著 日科技連

●経営情報学; 小板信二 (教授) 4単位
 情報・システム・意思決定・分析方法等の経営情報学の基礎を学ぶ。専門的な研究を行なう為の「考え方」を中心に学習し、経営情報学を研究する研究者養成を目的とする。
テキスト:「経営情報学基礎論」藤田恒夫著、酒井書店

●簿記論; 水吉福子(教授) 4単位
 簿記の基本原理である簿記の意義・目的・財務諸表の構造を学ぶ。次に、商品売買とその記帳、勘定科目と決算整理・帳簿組織・株式会社会計等に関する実務知識を学び、実社会で即戦力なる人材を養成することを目的とする。
テキスト: 「簿記一般教程(第3版)」 武田隆二著 中央経済社

●簿記原理論; 田中豊 (教授) 4単位
 複式簿記の理論を実務とを学習する。複式簿記は、仕訳から決算までの「複式簿記一巡」の理解が中心となる。しかし、内容においては、これを単に実務の問題としてのみならず常に「簿記理論」との密接な関連において理解するよう指導する。内容は、1.総論 2.複式簿記の構造 3.基本的な用語 4.取引 5.勘定 6.帳簿 7.決算 である。商業簿記の基礎知識を涵養することを目的とする。
テキスト:「商業簿記の基礎」「やさしい商業簿記原理」「商業簿記の基本原理」 自著 第一法規他

●会計学原理論; 田中豊 (教授) 4単位
 財務会計を中心に、企業の経営成績と財務状態の処理・表示について明らかにする。損益計算書へのアプローチから、収益・費用の認識・測定問題を取扱う。内容は、1.総論 2.企業会計原則 3.損益計算書の構造 4.収益・費用の認識・測定である。企業等の財務に携わることを志望する学生向きの講座である。
テキスト: 「会計学の原理」「財務諸表論の徹底対策」 自著 ほおずき書籍他

●財務管理論; 田中豊 (教授) 4単位
 先ず財務と財務管理の意味を理解し、次に資金管理と利益管理の二つに分けて、資金計画のたて方、資金統制の方法(資金管理)と利益計画のたて方、利益統制の方法(利益管理)を学ぶ。企業等の財務に携わることを志望する学生向きの講座である。
テキスト: 「財務管理論」 自著 第一法規

●事務管理論; 田中豊 (教授) 4単位
 事務は、企業・役所・商店などの組織体の中で、その本来の業務を遂行するために行われる手段的な職務である。多くの研究者によって、事務の機能が「情報の取扱い」や「情報の処理」という概念でとらえられるようになった。事務という職務を、いかに管理すべきかを、理論と実際の両側面から学習する。
テキスト: 「事務・文章管理〜1〜、〜2〜」 自著 法税研究会

●ベンチャービジネス論; 松下薫 (教授) 4単位
 いわゆる「独立」ばかりでなく、企業内企業、公的・私的機関でのプロジェクトチームの立ち上げ等、多方面にわたるベンチャービジネスを分析し、その本質に迫る。
テキスト: 「イノベーションと起業家精神〈上〉」 P.F.ドラッカー ダイヤモンド社

●組織行動学; 松下薫 (教授) 4単位
 「会社人間」と「仕事人間」の類型を通して、組織と個人とのコミットメントのあり方を探る。果たして、「日本的経営」に活路はあるのか。このテーマを事例研究を通じて探求する。
テキスト: 「会社人間はどこへいく」 田尾雅夫著 中公新書

●リーダーシップ論; 松下薫 (教授) 4単位
 松下幸之助氏の指導者論に対し、西洋諸学説からアプローチし、分析・解釈を試みる。その上で、 21世紀型のリーダーシップ論を探求する。実社会におけるリーダーシップを発揮しうるための基礎的条件を理解する。
テキスト:「指導者の条件」 松下幸之助著 PHP

●経営学; 伊藤聰 (教授) 4単位
 資本主義社会と密接不可分な企業経営の知識は、誰にでも不可欠である。他人とは異なる経営思考を身に付けることは、今後の人生の可能性を豊かにする。この意味から、本講座は、初歩的な経営知識を涵養することを目的とする。
テキスト:「経営学原論」 山本安次郎・加藤勝康 編著 文真堂

●流通論; 中島文修 (助教授) 4単位
 流通部門は、生産と消費を取り結ぶ社会的役割を担う。それ故、流通活動は、生産者と消費者の行動変化に機敏に反応する。本講座は、多岐にわたる流通問題を分析する為に必要な基礎的理論を視覚的に学ぶ。本講座は、流通の機能や制度に関する事項を扱った後、高度成長期以降の、いわゆる「流通革命」と「商業構造の変化」を扱う。流通業界に関する基礎的知識を養うことを目的とする。
テキスト: 「手に取るように流通のことが分かる本」 平島廉久著 かんき出版

●経営学; 中島文修 (助教授) 4単位
 日本が「経済大国」と言われるようになったのは、1980年代に入ってからである。それ共に、日本企業のあり方が世界的に注目されるようになった。本講義は、こうした日本企業の歴史を振返り、それを現状と結びつけて説明し、学生の日本の企業経営に対する認識を深めることを目的とする。
テキスト: 「経営学エッセンシャルズ」 斎藤毅憲著 中央経済社

●日本経営史; 中島文修 (助教授) 4単位
 近代日本経営史の展開過程を実証的に考察する。具体的には、その過程で大きなウェイトを占めた財閥の経営史をフォローし、個別財閥経営史と関連づけて、日本経営史及び日本的経営の問題点を研究する。
テキスト: 「日本の系列と企業グループ」 下谷政弘著 有斐閣

●労働問題研究1; 渡辺賢ニ (講師) 4単位
 本講座では、悪者扱いされている「日本的経営」を労働者側の視点から見直していく。普段働いている職場そのものを生きた教材とし、日本の労働問題の現状と未来像を考察する。
テキスト:「日本の雇用システム-その普遍性と強み-」、小池和男著

●企業経営実務論  企業創業のやり方; 土井利雄 (非常勤講師) 4単位
 理論から実際の企業創業への応用をおこなう、未来的経営実務の理論を学習する。特に、外食・小売・専門店などの事例研究を通じて、企業を創業する方法を学ぶ。
テキスト: 「家庭料理はいらない」 土井利雄著 外食専門塾

●新製品開発論 ―実践的手法―; 江川朗 (教授) 4単位
 技術系の学生・企業の初級技術者・新製品企画者・新製品マーケッターを対象とする、実務に即した新製品開発の理論・手法の概論である。図表を豊富に使ったビジュアルな講座を通じて、新製品開発のノウハウを習得する。
テキスト:『実践 新製品開発論テキスト』 自著 総合経営研究所

●マーケティング論 ―実践的手法―; 江川朗 (教授) 4単位
 技術系の学生・企業の技術者・マーケッターを対象とする実践的マーケティングの概論である。 消費財・生産財・官公需財・情報財について、ポイントとなる理論・手法をビジュアルに学習し、マーケッターとしての総合力を養成する。
テキスト:『実践 新製品開発論テキスト』 自著 総合経営研究所

●創業戦略論; 北崎進 (教授) 4単位
 創業・起業・ベンチャー業が成功するために必要なノウハウを横断的・実践的に学ぶ。特に、ビジネスモデル・ビジネスプラン・経営基本・財務・労務・市場・販売の各理論に裏打ちされた創業戦略を、横断的・実践的に学ぶ講座である。
テキスト:教授作成資料を使う。

●中小企業革新論; 北崎進 (教授) 4単位
 企業のイノベーション・マーケッティング・財務・労務の各戦略理論から、企業経営を革新するノウハウを、横断的・実践的に学ぶ講座である。
テキスト:教授作成資料を使う。

●ベンチャー事業リスク論; 金城盛栄 (教授) 4単位
 ベンチャー事業の定義と、事業スタート時のリスクの最適回避方法を中心に学習し、企業業績の追求とリスク回避が、どのように結びつくかについて学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●MBA概論; 金城盛栄 (教授) 4単位
 ロジカル・シンキング、ロジスティック経営、フィージ・ビリティスタディー等のMBA技法を、財務・経理などの企業経営に適用した場合の各種事例研究を学ぶ。
テキスト:教授作成資料を使う。

●MBA史論; 中川幸彦 (講師) 4単位
 現代アメリカのMBAの歴史と内容について、自己のMBA留学体験を踏まえて概説する。学生に対し、MBAにチャレンジする気概を持たせることを目的とする。
テキスト:講師作成資料を使う。

●長者経済論; 清水徹 (教授) 4単位
 納税額全国第一位(個人)、総売上額世界第一位(企業)、総収益額世界第一位(企業)が毎年発表されている。彼らは、何故、トップの地位へ伸し上ることが出来たのか? 様々な見解の飛び交う中、その実証分析をおこない、ベスト理論を構築し、最新の経済動向を正しく把握することを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●マーケティング戦略論; 小濱岱治 (教授) 4単位
 @マーケティング戦略の基本的展開方向と戦略の具体的構築技法を実践的に把握する。Aマーケティング情報の集約と情報分析技法、情報の活用方法と企業活動計画の立案 B企業の社会的責任と環境経営の実践計画  C企業のマーケティング診断技法について基本理論から実践的な運営テクニックまで研究を深める。
テキスト:教授作成資料を使う。

●新規事業計画論 実践的推進; 小濱岱治(教授) 4単位
 @新規事業開発計画の推進ステップ A事業推進プランの構築技法 B事業計画策定原則 C新規事業開発計画の推進実務(事例フォームの研究) D新規事業開発計画の実施と評価について、基本理論からビジネスモデルの構築方法までを実践的に修得することを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●マーチャンダイジングと企業診断実務論; 小濱岱治 (教授) 4単位
 @流通機能とマーチャンダイジング A 流通情報とマーチャンダイジング B商品開発技法 C具体的仕入計画の実践方法と事例研究 D商品戦略における企業診断実務研究について、商品開発を主体とした企業診断指導力のノウハウを実践的に修得することを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●人間管理論; 財津永量 (教授) 4単位
 新時代に向け、企業改革やベンチャーを志す人達に役立つ実践カリキュラムである。個人目標と組織目標 (生き甲斐と働き甲斐) の統合理論と実践を通して、ピンチに強い経営者づくりを目指す。 @人づくりの考え方 A実践事例研究を重点的に学習する。
テキスト:「ホンダで学んだ人間管理学」 自著 鳥影社

●新企業人養成講座; 財津永量 (教授) 4単位
 企業経営の基本的・理論的な学習をおこなう他に、実践応用事例研究、新ニーズに対応しうるノウハウ研究をおりこんだ次世代を生き抜く人材教育をおこなう。経営総合管理基礎講座、経営・労務・財務・販売・店舗施設の諸管理カリキュラム、人材育成実践講座、人生設計・個人事業の始め方、プロフェッショナル人材育成、新ニーズ研究・時代トレンド研究・ナレジマネジメント(知識経営)・新自治体の政策形成、商店街の活性研究・各種資格取得研究をおこない、次世代型の企業経営者像を明らかにする。
テキスト: 「実践 各種経営・管理者養成講義録」 自著 ゼット企画

●総合リスクマネジメント講座; 財津永量 (教授) 4単位
 多様化する社会環境と価値観の変化の中で、経営資源 (人・物・金・情報・ノウハウ・時間) をどのように動かして行くべきかのリスク管理経営を総合的に研究する。具体的には、企業理論(コンプライアンス)経営、個人情報保護・ICタグ、経営・労務・財務・販売・個店等の諸管理のあり方を習得する。
テキスト: ゼンケン・リスクマネジメント協会発行テキスト

●能力開発論;  清水敏行 (教授) 4単位
 日本における能力開発の歴史を概観し、能力開発の方法と主な技法を学び、今日の能力開発の動向を考察する。そして、企業戦略と組織・人材システムの関係、また今後の能力開発の方向性を予測することを本講座の目的とする。
テキスト: 「能力開発」 自著 三修社

●グローバル・マーケティング論; 清水敏行 (教授) 4単位
 「マーケティングの国際化とは何か?」に関する、グローバル・マーケティングの基本理念を考察する。そして、国際市場への進出プロセス、異文化コミュニケーション、グローバル・マーケティング・ミックス戦略について研究する。
テキスト: 「グローバル・マーケティング」 自著 税務経理協会

●商業集積と店舗運営論; 清水敏行 (教授) 4単位
 伝統的な商業集積である商店街の役割と、そこに所属する各店舗の運営との関係について学習する。商業集積に関連する法律、都市機能と店舗立地、商店街の現状と中心市街地活性化の方向性、個々の店舗活動との関わりについて、事例研究を中心とした実践的な研究をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

●タイム&ライフマネジメント論; 松本弓男 (助教授) 4単位
 時間管理は、人生とビジネスにおいても非常に大切である。これをハイラム・スミスのテキストを読み、学生からの質問に対する回答形式で学習を進め、時間管理のノウハウ発見へと到達することを目的とする。
テキスト:「TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究」 ハイラム・W. スミス 著

●ビジネス・サクセス論; 松本弓男 (助教授) 4単位
自由資本主義経済下におけるビジネス成功術を、トマス・スタンリーから学ぶ。多くのビジネス成功者タチが、いかなる人生 (生活態度・意志・思考・感情) を送っているのかを学び、ビジネス成功の原理・法則を解明する。
テキスト:「となりの億万長者―成功を生む7つの法則」 トマス・J. スタンリー 著

●個人投資概論; 松本弓男 (助教授) 4単位
 「個人投資の成功は、最新ビジネス・モデルの成功事例と同じノウハウである」ことを、かつてのベストセラー書籍から学び、個人投資のリスクを低減させ、成功する確率を高めるため、基礎的な投資技術論(ノウハウ)を学習する。
テキスト:「金持ち父さん、貧乏父さん」 ロバート ・キヨサキ著

●人事管理システム論; 納富俊光 (教授) 4単位
 企業の経営戦略の一環である人事管理システムは、日本型職能資格制度を中心柱として発展してきた。しかし、情報化の新段階、加速する少子高齢化が、新しい経営トータルシステム (@人材の活用 A育成 B評価・・) のデザインを求めている。本講座では、最新にして有効な人事管理システムを明らかにする。
テキスト: 「人事管理入門」 今野浩一郎・佐藤博樹共著  日本経済新聞社
 

●現代人材発見論; 平野肇 (教授) 4単位
 経営環境の急変により、人材のみが企業間競争に打ち勝つ源泉であることを再確認する。カネ中心の経営から、ヒト中心の経営へ大きく舵取りすることを迫られている企業経営の現状を分析し、「ファイナンスよりもヒューマンシフト」の重大性を認識し、有益な人材を発見するノウハウを追求する。
テキスト:「人材マネジメント論」 高橋俊介著 東洋経済新報社

●現代ヨーロッパ経済事情論; 平野肇 (教授) 4単位
 EU経済圏の生みの苦しみと言えるギリシャの財政破綻であるが、2008年9月の米国バブル経済崩壊以降、EU経済の、どこが、どのように変わったのかを、実例を挙げながら、その実相に迫る。世界的な金融危機、経済恐慌、財政破綻へと進展しつつある自由資本主義経済の未来像を探る。
テキスト:「現代ヨーロッパ経済」 田中素香・長部重康・久保広正・岩田健治共著 有斐閣アルマ

●ツーリズム論; 平野肇 (教授) 4単位
 21世紀に大きな経済成長が見込まれる日本の観光産業の展望を研究する。文化と産業の「からみ」で捉える。経済波及効果53兆円、直接的経済効果23兆円の市場規模を持つ日本の観光産業を、世界最大の文化活動産業へと発展させる方法論を理解する。
テキスト:「観光学原論 (旅から観光へ)」 水野潤一著 東海大学出版会

●戦略的経営計画論; 山口義國 (教授) 4単位
 企業経営を継続するために、過去・現在の経営状態を密に分析し、現在の経営環境を直視しながら、潜在的経営環境を模索しつつ、戦略的経営計画を構築する能力を養うことを目的とする。特に、生産・販売・財務・会計・人事・総務・国際の各分野における業務を中心に、リスクと不確実性の管理方法を研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。
商学
───

●企業経営論; 佐野隆美(教授) 4単位
 多様化、複雑化している企業経営の環境を適切に把握し、現代における企業経営の視点をとらえるための手法を学習する。
テキスト:「マネジメントの論点」 自著 日本生産性出版発行

●手形小切手法論; 佐野隆美 (教授) 4単位
 企業経営に不可欠な手形と小切手に関して学習する。特に、有価証券である為替手形と約束手形の決済行為全般にわたる理解を深めることを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●計算器具発達概論; 佐野隆美 (教授) 4単位
 江戸時代から近代にかけて、日本の産業の発展に寄与した計算器具「ソロバン」の機能と史的変遷について学習し、商学の原初的コンセプトを理解する。
テキスト:「日本のソロバン」 自著

●会計学; 加藤良吉 (教授) 4単位
 基礎簿記論、応用簿記論、基礎会計学論、財務諸表論、企業経営研究に関する概論であり、企業の財政と経営成績を取引記録に基づいて明白にし、報告する、一連の会計手続きを学習する。講座詳細
テキスト:教授作成資料を使う。

●財務諸表論; 山口義國 (教授) 4単位
  商法施工規則を主体とした論法に、会計原則及び財務諸表規則を加味し、これら三つの諸規則等の専門的用語を会計人として必要な知識及び素養を身につける。さらに、連結財務諸表原則、税法、予算等を網羅し、会計の成長、発展に貢献できる人材の育成を目指すことを本講座の目的とする。
テキスト:「商法会計」 木内佳一・横山和男共著 中央経済社
財政学
───

●地方財政学基礎理論; 渡辺賢ニ (講師) 4単位
 地方自治体の財政制度の現状と展望について学ぶ。 「地方の財政危機」に関する現状認識を深めることを目的とする。
テキスト:「入門地方財政論」 渡辺精一著

●社会保障概論; 渡辺賢ニ (講師) 4単位
 公的な「医療保険」と「年金」は必要不可欠な社会保障制度であるが、日本の社会保障制度は、いかなる制度であるかを学び、今後の社会保障制度のあり方について研究する。
テキスト:「社会保障読本(新版増補)」 荒木誠之著

[ TO HOME ] [ PAGE TOP ]