会計学 / 加藤良吉 教授  (全科目とも4単位です。)


[1] 科目講座名称: 基礎会計学論4単位
内容:企業会計の専門的知識である財務会計・管理会計の基礎理論を学ぶ学生を対象とする。この講義は、国際化する企業経営の計数管理である会計情報について、体系的に理解することを目指す。経営学を学ぶ上で極めて重要なベースとなると共に経営係数の管理と財務分析能力は、実社会に出て即戦力となる実践ベースの知識を養う。また、各種資格試験の準備となることも言うまでもない。
テキスト:課題レポート: 会計学の基礎理論

[2] 科目講座名称: 財務諸表論4単位
内容:財務諸表は、企業の内容を経営成績(B/S)・財政状態(P/L)・キャッシュフローによって明らかにする計算書である。これら会計の中心をなす理論を学ぶ。この講義は、単に財務諸表を作成するだけでなく、読めることが大変重要なことになる。これによって、企業の内容を知ることでき、それをビジネスへ応用する。
テキスト・課題レポート: 財務諸表の基本原理

[3] 科目講座名称: 経営研究(経営研究科・経営学専攻)4単位
内容:深い専門知識を身に着け、実社会で通用する人材の育成を目的として理論的・実践的な研究を行う。この研究では、経営に関する知識と技能を有した研究者および高度な専門職業人の養成を目標とする。通信大学大学院の特色を活かした教育指導の在り方について研究する。
テキスト:課題レポート: 机上演習の経営と実際の経営との違い

[4] 科目講座名称: 基礎簿記論4単位
内容:複式簿記の原理について学ぶ。従って、現代ビジネスマンに不可欠な簿記の基礎を学習研究する。簿記の主な役割は、企業の経営活動を会計数値に置き換え、記録・計算・整理し、最終的に財務諸表を作成することにある。また、この講義は、現代ビジネスマンに最低限、要求される日商簿記検定3級に合格できる知識を身につけることを目標とする。
テキスト:「入門簿記講義」別用ワークブック付(本学の提出用課題レポートとする)
早稲田大学会計学研究室編(中央経済社)受講についての連絡事項は別紙の通り

[5] 科目講座名称: 応用簿記論4単位
内容:基礎簿記論で学習した内容が理解できていれば基本的な原理・日商簿記検定3級程度の実力は身についている。この講義は、現実のビジネス現場において発生する複雑な取引に関する会計処理について学習研究する。簿記知識を深めるため、商品の特殊売買・帳簿組織・株式会社会計本支店会計・連結財務諸表・リース合計・外貨建物取引の会計・セブメント会計・工業簿記の問題を体系づける。また、これらの内容は、日商簿記検定2級に合格することのできる知識を身につけることを目標とする。
テキスト・課題レポート: 国際会計基準における現代的問題点

(参考事項)
日商簿記検定について: 日商簿記検定は知名度も高く安定している資格試験の代表的存在。簿記会計に表れた数字から、企業の特徴を読み取る力を身につける。日商3級は、第一線に立つビジネスマンの仕事の基礎となるため、早い時期に取っておきたい資格である。企業社会における基本的な会計知識を身に着けるための学習研究を行う。 日商2級:公認会計士・税理士・中小企業診断士など上級資格を目指す学生には不可欠な資格、就職での利点を発揮するには、2級は是非とも必要である。

○ 開設講座紹介は、日本語版のみを作成しました。
○ 授業は、日本語で行います。