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開 講 講 座 の 案 内

学 部 ・ 大 学 院

 現在、開講中の講座科目 (一部) の案内です。


◆人文科学系  社会科学系  ◆自然科学系
 全学部共通 必修科目 ( 一般教養 )  
日本史
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●文明論1; 学生指導教授(輪番制) 4単位
 「日本を日本たらしめたアイデンティティとは何か?」 日本にあって外国にないもの (風土・神道・天皇制・元号制・手の文化・けじめ文化) を通して、比較文化論的に日本文明の本質に迫る。日本文明は、支那文明とも西洋文明とも全く異なる独立の海洋文明であり、その起源は1万年以上前の縄文時代に遡る。日本文明こそ21世紀に人類をリードする文明になる。また、日本文明の世界史的な使命観を学ぶ。
テキスト:「日本人が忘れてしまった『日本文明の真価』」 清水馨八郎 祥伝社
世界史
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●文明論2; 学生指導教授(輪番制) 4単位
西欧人の歴史・風土・宗教から、西欧人が世界各地を侵略してきた原因を究明する。大航海時代のスペイン・ポルトガルによる世界征服、産業革命後のイギリス・フランス・オランダによるインド・東南アジア・南太平洋・アフリカの支配収奪、アメリカ・ロシアによる領土拡張、大東亜戦争における日米決戦へと至る近世500年の歴史を、従来の学説とは異なる独自の視点から正しく分析する。例えば、「なぜ、日本が侵略をまぬかれたか?」については、1543年に種子島に伝来した2挺の鉄砲を1年後には10挺製作し、32年後の「長篠の戦い」(1575年)では織田信長軍による鉄砲隊3000人を3隊に分けての一斉射撃で武田勝頼軍に勝利したごとく、未知なる軍事技術を迅速に取り入れ利用しうるほどの技術力を持っていたこと。また、カトリック・キリスト教を布教するバテレン(神父)の衣の下に武器(軍事侵略の意図)が隠されていることを見抜いた徳川家康の1613年の禁教令のごとく、高度な政治力を備えていたこと。この二点を挙げる。なお、大東亜戦争(日米決戦)に負けても、植民地解放の目的を達成した日本に押しつけられた東京裁判史観(謝罪を国是とする自虐史観)は、日本人が西欧人の侵略の世界史を理解した上で、その過ちを繰り返さないよう、世界の貧困、民族と宗教紛争、中近東問題の解決に取り組む中で自然に廃棄され、正しい歴史認識が回復される「時」が来る。本講座は、その「時」を形成するものである。
テキスト:「侵略の世界史」 清水馨八郎 祥伝社
[人文科学系]
法学
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●情報公開論; 平松毅 (教授) 4単位
 情報公開の沿革、各国の状況、判例の動き、情報公開法の運用など、情報公開に関する諸問題を出来るだけ幅広く扱う。
テキスト:「情報公開条例の解釈」 自著 信山社

●個人情報保護論; 平松毅 (教授) 4単位
 プライバシー、個人情報保護に関する現代的諸問題を広く扱う。具体的には指導要録、IDカード、ビデオ監視、住民基本台帳ネットワーク、国民総背番号制、個人情報保護条例の運用など。
テキスト:「個人情報保護」 自著 ぎょうせい

●憲法論; 平松毅 (教授) 4単位
 人権・統治機構など憲法に関する問題全般を扱う。
テキスト:「憲法(第3版)」 佐藤幸治著 青木書院、 「憲法」 長谷部恭男著 新古社

●法学概論; 篠塚達徳 (教授) 4単位
 現在の法律学では、政治思想上の、いわゆるリベラル主義・社会主義を信条とするものが多数説を形成しているが、このような傾向は、我が国の将来にとって決して好ましい事ではない。本講座では、国家・国民の利益を擁護する保守主義の立場を旨として、国民の一員として備えておく事が望まれる基本的知識の修得を試みる。
テキスト:「日本国憲法を考える」 西修著 文春新書035、「日本国憲法論」 小林昭三他編著 嵯峨書院

●環境法論; 篠塚達徳 (教授) 4単位
 日本人を取り巻く美しい環境をいかにして保全し、後世に伝えて行くかは、今や最も深刻な問題の一つになっている。しかし、既存の環境保護運動の中には、この問題を「左翼運動の具とするだけで、環境保全など二の次」という左翼勢力が依然としてあり、環境法関連の著作にも、それらの強い影響の窺われるものが多い。本講座では、かかる政治的影響を排し、環境法をめぐる問題の解決に付き、バランスの取れた視点を提供し、環境問題を正しく解決することを目的とする。
テキスト:「環境法入門」 畠山武道他著 日経文庫798、「環境法(第2版)」 阿部泰隆他編 有斐閣、「環境刑法の総合的研究」 町野朔編 SUP発行

●法学研究(演習); 篠塚達徳 (教授) 4単位
 「法学概論」、「環境法」講座のテ−マからいくつかを選び、取り上げる。学生自身が関心のあるテ−マを、より詳しく調査・検討し、レポ−トをまとめる。あくまで学生自身が主体として係わる環境法講座である。但し、「法学概論」、「環境法」の履修者でなくとも、研究可能である。
テキスト:教授作成資料を使う。

●国際私法論; 酒井英夫 (教授) 4単位
国際法に対する基礎理論の理解を通じて実用的な国際問題を法的に解決する能力を涵養する。
テキスト:「国際私法入門」 澤木敬郎著 有斐閣
英語学
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●英作文演習; 中野幾雄 (教授) 4単位
 英語は、書けなければならない。中学・高校・大学と6年間から10年間も学習してきた英語が、現実社会のビジネス実務面で全く役にたっていない。これは、英語表現能力が養成されていないためであり、英作文を通じて表現力を養う。
テキスト:教授作成資料を使う。「やりなおしの英作文」 自著

●英米文学概論; 岩崎一惠 (教授) 4単位
 英米文学の基礎としての文学史・文化・地理を学び、その感性に触れ、その他の国の文学との表現方法及び感性の違いを理解する。
テキスト:助教授作成資料を使う。

●英米文学研究論; 岩崎一惠 (教授) 4単位
 英米文学の各作品研究、作家研究、グローバル化した現代英米文学の動向を象徴する数作品について、その文学テーマを研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●実践英語演習( STEP UP YOUR ENGLISH ! ); 岩崎一惠 (教授) 4単位
 英語の力を計測する様々な英語検定(資格)には特徴があるため、学生の学習目的と習熟度に基づき、最も適性のある英語の資格は何かを自己診断した後、英語検定の合格を目指す実践的な英語演習をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

●英文法論T; 松本奈々子 (教授) 4単位
 中学・高校レベルの英文法の習熟度に不安を感じている学生を対象とし、「英語は作文、読解、会話のどれに力点をおいても、結局は文法を正しく理解することが近道となる」ことを理解する。英語の文法構造の特性に視点を当て、その基本構造を理解する講座である。
テキスト:「基本英文法が3時間でおさらいできる本」 柳原徹著 明日香出版社

●英文法論U; 松本奈々子 (教授) 4単位
 中学・高校で理解した文法を、英語の思考方法そのものに視点を据え、より根本的かつ立体的な英文法理解を目的とする。これにより、文法は「煩わしい規則」から「応用の広い便利なツール」となって行くことを体験学習する。
テキスト:「理屈でわかる英文法」 西村喜久著

●ビジネスライティング論; 松本奈々子 (教授) 4単位
 ビジネス英語は、独特の言いまわしがあり、最初は、とっつきにくいが、慣れてしまえば難しくない。ライティングを通じて、慣れるコツをつかむことを目的とする。
テキスト;「英文ビジネスライティング完全マニュアル」 ポール・ビソネット著

●英語演習 日本の昔話を英語で講読; 松本奈々子 (教授) 4単位
 普段、英語を読むことが少ない学生には、最初から難解なものを読むよりも、既に熟知している内容を読む方が途中放棄せずにすみ、かつ楽しみつつ学習できる。本講座では、誰でも知っている「桃太郎」「かぐや姫」の絵本を英語で読むことにより、英語の表現方法と文法構造の習得を目的とする。。
テキスト:「講談社バイリンガル絵本 日本むかしばなし」 ラルフ・F・マッカーシー訳

●英語教授法論; 田中朝子 (教授) 4単位
 初等から中等教育の英語教育のガイドラインである新学習指導要領は、「生きる力」を育てることを重視している。学級集団活動の中でどのように「生きる力」を育成すべきか。英語指導では「生きる力」をどうとらえるか。どのような授業を創造し展開してゆくべきか、、総合的な学習時間に英語指導をどのように組み入れるか、小学校の英語教育を中学・高等学校で、いかに生かすべきかを英語教育者の視点から研究する。
キキスト:「生きる力を育てる学級集団活動」 杉田儀作著 明治図書、  「EMOTIONAL INTELLIGENCE」 DANIEL GOLEMAN著(土屋京子訳)

●英語教授実践論; 田中朝子 (教授) 4単位
 小学校の英語教育実践のポイント・指導内容・方法・指導案を研究する。英語の歌・ゲーム・会話を工夫し、楽しく学習できる英語指導案(1時間)研究、日常の生活からSkit(寸劇),Role-playing(役割演技)作成研究、高等学校の英語教科書からの指導案作成研究、童話の英語劇作成及び創作英語劇(15分位)作成方法の研究をおこなう。
テキスト:「小学校英語教育の手引き」 影浦攻著 明治図書

●英文学概論; 田中朝子 (教授) 4単位
 EMILY BRONTEのWUTHERING HEIGHTS の原書を繰り返して読み、プロットを書く。HeroやHeroineの性格や心情を英語で描写する。また、表現文を書き出す。ハワーズ地方の自然とHeroやHeroineの関わりを研究する。 CHARLOTTE BRONTEのJANE EYREを読み、BRONTE姉妹の内面世界を考察し描写する。
テキスト:「WUTHERING HEIGHTS,JANE EYRE PENGUIN Book」 「LADDER EDITION」

●TOEIC英語研究論; 竹村日出夫 (教授) 4単位
 TOEIC (Test of English for International Communication ) 600点以上を目指す学生を対象に、学校が従来目指してきた「知識としての英語」<視覚教育> からどれだけのことがコミュニケートできるか、つまり「手段」としての英語運用力養成をおこなう。TOEICは、国際ビジネス社会で業務を支障なく英語で遂行できるかどうかを測定基準としているため、本講座では英語でのコミュニケーションやビジネスに役立つ情報を提供し、英語の背景知識を増やし、英語母国話者とのコミュニケーションを円滑にできるようにする実践的研究をおこなう。
テキスト:「 TOEICのためのリスニング演習」 北尾兼冶著 金星堂、 「英会話ミニフレーズ」 自著 アルク

●マスメディア英語研究論; 竹村日出夫 (教授) 4単位
 世界で著名な英字新聞:International Herald Tribune, The New York Times, Kyodo, Washington Post, Reuters、AP, Asahi Evening News, 雑誌:Time, Newsweek, Look Japan, Billboard, National Geographic, U.S. News & World Report,Sports Illustrated,Movieline,Life, Ladies' Home Journalの迅速正確な読み方を学ぶ。新聞の場合には「新聞英語の特徴」であるニュース記事の構成、Headlineと Leadの読み方、新聞英語の文法と語法を研究する。インタ‐ネットを利用して、最新の政治・経済・社会・文化・芸能・スポーツ等の英語記事を検索して読む訓練を行なう。雑誌の場合では、パラグラフ・リーディングにより、必要とする情報の収集方法を学ぶ。
テキスト:「情報の英語」(改定版) 自著 

●英語表現論 E-Mail の読み方・書き方; 竹村日出夫 (教授) 4単位
 言語機能の運用に徹した自己表現の最も大きな「伝達機能」を有すのは、電子メールである。もちろん、インターネットの標準言語は英語であり、学生として、基本的な英文メールの読み方・書き方を習得することは必須である。ポイントは、いかにシンプルにかつ明快にメッセージを作成するかにあり、日常の会話で相手に話しかけるような "Chatty" な表現が好まれる。本講座は、「挨拶」「近況報告」「用件を伝える」「お礼を言う」「お詫びする」「返事を書く」「確認する」「説明する」「メールでカードを送る」「感情表現」「予約を取る」「招待」「提案」「注文」「苦情」「意思決定」の英語表現を研究する。
テキスト:「やさしいE-Mail の読み方・書き方」 自著 英潮社

●英語教育法論; 瀬島達栄 (教授) 4単位
 英語教育の目的、教授法、教材編成法、評価法、多角的教授法、系統的で学習しやすく効果的な教材編成法等を Nonnative speakers of English (英語を母国語としない人達) である日本人に如何に適応させるかを研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●英語読解演習; 瀬島達栄 (教授) 4単位
 本講座は、従来の難解な英文を「やっと訳して終わり」だけの読解法でなく、簡明な英語を自然な速さで読み、読後に内容についての英問英答を行ない、または読後感想文等を書き、実効ある英文読解の演習である。
テキスト:教授作成資料を使う。

●実践時事英語論; 正木寿根 (教授) 4単位
 英字新聞を読む際に必要な基本的表現と様々な応用表現を学ぶ。またインターネット時代に求められる実践的な英語文章表現力を身につける。教材には実際の国内外の英字新聞の記事を使う。記事の分野は、政治、経済、社会をバランスよく扱い、英字新聞を通じて、英語で時事問題を討論する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●英文法概説; 西田義和 (客員教授) 4単位
 日本人が英語を理解する場合、第一に、いわゆる伝統文法と呼ばれるものを習得しなければならない。日常使用する言語は、自らの意思や情報を他人に伝える最も一般的手段である。この観点を踏まえ、本講座では、学生にとって伝統文法に対する理解が一層深まる英文法研究をおこなう。
テキスト:「英語の構造研究」 自著 文化書房博文社

●英語学特論; 西田義和 (客員教授) 4単位
 「英文法概説」のうち、構文を中心とする英文法研究をおこなう。英語にも様々な規則が含まれているが、その中でも伝統文法を中心に講義する。特に、英会話時に役立つ構文の修得を目的とする。
テキスト:「英語の構文攻略法研究」 自著 文化書房博文社

●英文読解演習; 西田義和 (客員教授) 4単位
 ハーンの作品を読み英語の読解力を養う。そして学生が、少しずつ英語の実力向上につなげることを目標とする。学生が、英文を深く読解し、作者の意図を正確に把握できるように指導する読解演習である。
テキスト:「L. ハーン選集」 自著 文化書房博文社

●英会話演習 I  Endo Method I; 遠藤尚雄 (教授) 16単位
最短時間で英会話力をつける Endo Method のうちの、「方法論」「発音矯正」「語彙増強」のコースである。 200時間の学習量である。 英会話学校で失望した学生のための英会話演習とする。詳細説明
テキスト:教授作成資料を使う。

●英会話演習 II  Endo Method II; 遠藤尚雄 (教授) 16単位
最短時間で英会話力をつける Endo Methodのうちの、「ヒアリング・スピーキング力作り」のコースである。180時間の学習である。Endo Method I の「方法論」「発音矯正」「語彙増強」のコースを履修した学生を対象とする。詳細説明
テキスト:教授作成資料を使う。

●応用言語学特論; 宝造寺真一郎 (助教授) 4単位
日本人の実践的英語コミュニケーション能力の育成が求められているが、使える英語を身につけるためには、英語を学ぶのでなく、英語を道具として英語で学ぶこと (Content-based Learning) が必要である。本講座では、英語の原書を読みながら言語習得理論、英語教育理論について理解を深め、外国語学習を成功させるための様々な要因を言語学的に研究し、自他の英語学習の質を高めることを目標とする。(必要な言語:英語/日本語)
テキスト: “Second language Acquisition” Rod Ellis  Cambridge University Press, 1997

●オーストラリア社会史; 宝造寺真一郎 (助教授) 4単位
 白豪主義を行ってきたオーストラリアは、多文化主義国家として移民を多く受け入れ、移民国家としての新たな歴史を築いている。本講座では、豪州の国家形成を政治、文化、社会的視点から分析し、国家的アイデンティティーの形成の過程について理解を深める。特に、オーストラリア先住民アボリジニーのような少数派がこの国の形成に果たした役割についても理解を深める。(必要な言語:英語/日本語)
テキスト:助教授作成資料を使う。

●英作文演習 イングリッシュスキルズ; 宝造寺真一郎 (助教授) 4単位
本講座は、様々な日本語文章をより自然な英語にする演習である。「訳」とは、単に、ある言語の単語を機械的に別の言語の単語に置き換える作業ではない。文化的背景、文章の論理構造の違う言語を、より自然な文章にするスキルを論理構造に注意しつつ演習をおこない、実践的な英作文力を涵養する。
テキスト:助教授作成資料を使う。

●英作文初級演習; 作山想子 (準教授) 4単位
本講座は、英語ライティングを苦手とする学生を対象とする。正確な英文を書くことに注意し、ビジネスと実生活で英語を有効に活用する為の講座である。
テキスト:準教授作成資料を使う。

●実用英文読解演習; 作山想子 (準教授) 4単位
本講座の目的は、現代英字新聞の論点を読み、かつ理解することである。現代社会で実際に要求されるビジネス、政治、国際情勢に関する記事を読解する。さらに、速読テクニックを学び、正確かつ迅速な英字新聞理解に向けた演習をおこなう。
テキスト:準教授作成資料を使う。

●時事問題論概説; 作山想子 (準教授) 4単位
国際化時代は、人・物・金が国境を越えて流れる、いわゆるグローバル化をもたらした一方、充分な英語能力(経済専門用語)を持たないため、経済社会の変化についていけない現状にある。本講座では、グローバル化した経済社会に必要な時事問題のうち、経済専門用語に絞った時事英語資料の読解をおこなう。
テキスト:準教授作成資料を使う。
宗教学
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●法華経概論; 田口真堂 (教授) 4単位
 インド哲学を含む東洋思想から観た大乗仏教と小乗仏教の違い、そして、大乗仏教における法華経の位置及び、その成仏論を研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●仏教唯識学理論研究; 田口真堂 (教授) 4単位
 仏教学の中で、最も難解で優れた理論体系である唯識学に基づき、「人間の一体、何が生まれ変わるというのか」を理論的に解明する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●東洋思想論 風水の理論と実際; 田口真堂 (教授) 4単位
 英米の思想学会で注目を集めていた「地理風水」に基づき、風水五術の方法論と実際を研究する。他大学では東京都立大学で渡辺欣雄教授が社会人類学として、大阪市立大学では野崎充彦教授が朝鮮半島の風水説として研究講義をおこなっている。東洋思想の風水を学び、斬新な思考方法の開発を目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●日本精神研究概論 大本の教えにみる日本精神; 窪田英樹 (教授) 4単位
 (宗)大本の出口和明著「大地の母」に著わされた日本人の信仰形態・民俗・慣習・感受性について検証し、「日本精神とは何か」を論理的に解明する。
テキスト:「霊界物語とは何か」 自著、「大地の母」 出口和明著、「霊界物語」 出口王仁三郎著、「大本70年史」 大本本部刊

●神智学概論; 植村仁 (準教授) 4単位
本講座では、神智学を志す初学者を対象として、神智学の基本的な教えについて、ブラヴァッキーの著作を中心に学習し、知られざる思想史を理解する。
テキスト:「実践的オカルティズム」 H・P・ブラヴァッキー著 竜王文庫

●異端的キリス教論概説; 植村仁 (準教授) 4単位
本講座では、エソテリックなキリスト教の観点から、イエス・キリストの秘儀を考察する。キリスト教基礎知識を持った学生対象の異端的なキリスト教論である。
テキスト:「秘儀参入者イエス・キリスト」 エドゥアル・シュレー著 出帆新社

●現代宗教論; 窪田英樹 (教授) 2単位
 金光教の故三宅歳雄師は、「個人の救済は人類の救済なくしてはあり得ず、人類の救済に個人の救済を欠かせない」という姿勢を貫いた。三宅師の信仰の足跡を記した拙編著「祈りの塔」(3巻)に沿って、三宅師と祈りを共にした世界の各宗派の教庁・教会・宗教者の教えと行動を尋ね、「現代の魂」としての宗教の在り方を考察する。
テキスト:教授作成資料を使う。
考古学
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●古代史@; 大杉博 (準教授) 4単位
 邪馬台国研究に関する考古学的な現地調査結果等の重要事柄を考察する。
テキスト:「邪馬台国の結論は四国山上説だ」 自著 たま出版

●古代史A; 大杉博 (準教授) 4単位
 日本古代史の謎を一挙に体系的に解明する時間軸と空間軸の要点たるイスラエル民族史を押さえ、次に、その理論を考古学的に検証する。この検証結果から、日本古代史の空白を解明し、古代史研究の未来の扉を開くことを目的とする。
テキスト:「古代ユダヤと日本建国の秘密」 自著 日本文芸社
日本史学
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●時代考証研究論; 白井孝昌 (教授) 4単位
 時代考証を通して日本史を学ぶ。「最近は、テレビ等の時代劇が退潮している」と言われる。これは、演出家の世代交代が始まり、時代考証そのものがわからなくなり、出来なくなったためである。テレビ・映画で、時代考証を確実に表現できれば、より興味深い歴史事実がわかり、内容も良いものになる。実際に、取り扱ったドラマ (「峠の群像」「宮本武蔵」「御宿かわせみ」) を題材に時代考証のノウハウを研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●日本武装史論; 白井孝昌 (教授) 4単位
 日本の武器・武具を通して、日本文化の特質について学ぶ。特に、刀剣・甲冑の変遷史を見ると、現代日本の高度な技術水準の原型が、そこに見られることが判明する。改めて、日本人の優秀な技術力と想像力を知ることができる。 武装史研究により、日本文化の特質を究明し、今後の日本文化論を正しく導く理論習得を目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●維新史研究; 白井孝昌(教授) 4単位
 明治維新の始まりとされる「大塩平八郎の乱」を研究する。特に、大塩平八郎の人物像に焦点を当てた研究をおこなう。乱(事件)後、江戸幕府は天保の改革を行ない、社会秩序の立て直しを図るが、長州等の各藩から優秀な人材が輩出され、明治維新へと発展していく過程を考証する。本研究を通じ、日本人の美意識と死生観を知り、その政治的影響力を理解することを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●古文書学研究論; 白井孝昌 (教授) 4単位
 一枚の古文書を読むことによって、その書き手の意識や時代背景など諸々の要素を読み取ることができる。特に、難解で読めなかった古文書が読めるようになることによって、古文書に対する興味が増してくるであろう。日本の中世〜近世にかけての古文書を取り上げ、その時代背景等を読み取り、文献記録保存の歴史的意義への理解を深めることを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。
世界史学
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●基礎講座 世界近現代史; 中川幸彦 (講師) 4単位
 20世紀最大の事件といえる二つの世界大戦。第一次大戦から第二次大戦までの、いわゆる戦間期の情勢を研究することは現代社会を理解する上でも必要であろう。なぜヒトラーのような人物が現れたのか、等政治史を中心に考察する。
テキスト:講師作成資料を使う。

●基礎講座 世界現代史; 中川幸彦 (講師) 4単位
 21世紀の世界情勢は、紛争が絶えない。この世界情勢を理解するには、20世紀の戦史を知ることが不可欠である。特に、日本の戦後史に焦点を当て、日本と世界各国との関わり方を概観し、現在の学生が混迷する世界情勢と、いかに向き合うべきかを考察する。
テキスト:講師作成資料を使う。
哲学
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●古代哲学史; 安斎隆 (教授) 4単位
 プラトンの「ゴルギアス」 の中のカリクレスと言う登場人物による民主主義批判は現代にも通ずる。この批判の意味、そしてソクラテスが、それを更に批判した事の意味を考察し、現代民主主義を改革する論理の一助とすることを目的とする。
テキスト:「ゴルギアス」 プラトン著 岩波文庫

●現代日本思想論; 安斎隆 (教授) 4単位
 福田恒存は、明治以来の日本に於いて西洋思想の表裏を紹介した、最高の思想家の一人である。彼の著作を通じて、現在の日本人の抱える本質的問題が何であるかを考察する。
テキスト:「日本を思う」 福田恒存著 文春文庫

●ヴァークナーと現代文明論; 海老澤嗣郎 (教授) 4単位
 現代の科学文明万能の時代において、精神文化、特に哲学的な見地から科学文明を論評することが必要である。本講座は、この認識に基づき、リヒアルト・ヴァークナーの作品に見られる音や詩を用いた、心理学的な文明批評論をおこなう。
テキスト:「ワーグナーと現代」 マンー小塚 みすず書房、「Meudon Castle (Obs.) and Bayreuth Fest. House」 自著 (Plan. Res. Obs., Tokyo, 1997)
文明学
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●個人空間論; 宍戸修 (教授) 4単位
 私たち個人個人は、様々な空間との関わりで生きている。そして、空間も、人間 (個人) との関係で生きたものになる。特に、流行モード・住居・都市と個人との関わりを体系的に究明し、空間と個人の関連に潜む法則性を理解することを目的とする。
テキスト:「快適空間を考える」 自著 相模書房

●芸術空間論; 宍戸 修 (教授) 4単位
 芸術空間は、人間を日常性を超えた世界へ導き、新たな生きるエネルギーとしての衝撃を与えてくれる空間である。フランス滞在30年に及んだ彫刻家にして思想家でもあった高田博厚にアプローチしながら、芸術空間について考察し、今後の空間創造におけるモデル研究をおこなう。
テキスト:「高田博厚の空間と思想」 自著 相模書房

●都市空間論; 宍戸修 (教授) 4単位
 都市は、自然界の脅威から人間を守ってくれる機能的空間である。それと同時に、精神に安らぎを与える心的空間をも有している。主にロンドンのスクェアーを取り上げながら心的空間の機能と、その意味について考察し、未来の都市計画のコンセプトの一助とすることを目的とする。
テキスト:「感性の都市空間」 自著 相模書房
民族学
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●民俗論 八雲琴を通した日本精神の考察; 窪田英樹 (教授) 4単位
  八雲琴は、日本の宗教儀式で使用される祈りの楽器である。その由来は、日本人の心をよく表している。八雲琴を通し、日本人の精神性について能樂・茶道・華道・武士道を例に考察し、日本文化への理解を深めることを目的とする。
テキスト:「八雲琴の調べ 神話とその心」 自著 東方出版刊、「八雲琴の調べ」(タブロイド4ページ)独自資料

人権論 部落解放同盟の活動研究; 窪田英樹 (教授) 2単位
 「部落差別撤廃」と「人権教育の徹底」に加え、国際社会の人権、民生、労働、自然環境など多岐にわたる問題に取り組む「国際人権啓発センタ−」の創設に向けた研究と提言を行う。同講座を通し、国際社会の各種研究機関と連携し、差別のない平和な世界の実現のための「人権の論理」を探究する。
テキスト:教授作成資料を使う。
音楽
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●音楽マネジメント論; 宮原勅治 (教授) 4単位
 クラシック音楽のマネジメントの実際と、音楽ビジネスの方法論を研究する。演奏会の開催、海外演奏家の招聘、海外での演奏会開催など、実際の音楽マネジメントに関わる様々な業務内容を研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●音楽療法論 臨床応用研究; 宮原勅治 (教授) 4単位
 クラシック音楽を中心とした音楽の臨床応用を研究する。ストレス、不安、癌性疼痛などに対し、クラシック音楽がその症状を緩和する医学的事実と有効性を探り、音楽認知の基礎理論をふまえ、音楽を臨床医学へ応用する方法を研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●ニューメディア論 音楽ビジネス研究; 宮原勅治 (教授) 4単位
 インターネットを中心とするニューメディアを利用した、新しい音楽マネジメントの方法論とあり方を研究する。デジタル音楽ソースの制作・配給等に関する技術的・法的問題を考察し、ボーダーレス時代を迎えている現代の知的財産に対する国内外の著作権等の取り扱い方について、国際的な観点から研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●Introduction to Music (History); Peter F. van Coller (教授) 4単位
 (授業は英語により行う。)
 Music development through the ages.
 Composers and Periods of Compositions.
 Instrument Development.
 Choosing an Instrument.
TEXT:The course is mainly based on the lecture notes of Prof.Coller

●Introduction to Performing; Peter F. van Coller (教授) 4単位
 (授業は英語により行う。)
 Qualities of a good performer
 Skills development - Practical
 Practical Excercises
TEXT:The course is mainly based on the lecture notes of Prof.Coller

●Introduction to Orchestration; Peter F. van Coller (教授) 4単位
 (授業は英語により行う。)
 Composition of an Orchestra
 Conducting
 Performance
TEXT:The course is mainly based on the lecture notes of Prof.Coller

●和声学概論; 高橋鐡雄 (教授) 4単位
 機能和声進行を中心に、和声学の基礎を学ぶ。
テキスト:教授作成資料を使う。

●音楽指揮概説; 関智史 (講師) 4単位
 指揮者としての現場での指導方法等を学ぶ。
テキスト:講師作成資料を使う。
心理学
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●人間性心理学 Humanistic psychology; 本田景三(教授) 4単位
 17才が引き起こす犯罪事件がマスメディアを賑わすことが多い。この本質にあるのは、核家族化と情報化社会の中で、次第に人間らしさが失われ、人間関係が分からなくなったことである。本講座は、人間らしさの追求、自他への理解、人間の幸せへ目を向けながら、実生活で役立つコミュニケーション術(上司と部下、親と子の関わり方など)を身につけることを目標とする。また、健常者の人間的成長と自己開発能力を高めるための心理学であり、希望者(資質があれば)には研修トレーナーになる道を開いている。
テキスト:教授作成資料を使う。

●Introduction to Psychology; Peter F. van Coller (教授) 4単位
 (授業は英語により行う。)
Psychological Practices and human development
TEXT:The course is mainly based on the lecture notes of Prof.Coller

●Social Development; Peter F. van Coller (教授) 4単位
 (授業は英語により行う。)
Individualism in identity in societies and communities
TEXT:The course is mainly based on the lecture notes of Prof.Coller

●Research Design and Analysis; Peter F. van Coller (教授) 4単位
 (授業は英語により行なわれます。)
Psychological Research, Design and Analytical Practices in the work place
Socio-Economic Development - Literacy and Educational programs
Psychological Practices and the Year 2000
TEXT:The course is mainly based on the lecture notes of Prof.Coller

●宇宙心理学概論; 石川豊 (教授) 4単位
 第二次世界大戦における独英占星術戦争を考察する。当時のドイツでは、占星術を星学、宇宙心理学、宇宙生命論として取り扱い、政治的に活用していたが、この論理と現実的な根拠について研究する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●学習心理学; 鈴木正光 (準教授) 4単位
 行動の仕方・考え方・知識・技能の習得がどのように行われるのか。これまでの学習現象と、それを理解する諸理論について解説する。学習活動の基本を知り、実際に起こっている諸学習への理解を深め、多様な状況下で自己流の応用方法をみつけることを目標とする。具体的には、行動〔個人行動及び社会行動〕・言語・知識・記憶に関する研究をおこなう。
テキスト:準教授作成資料を使う。

●臨床心理学; 鈴木正光 (準教授) 4単位
 臨床心理学の歴史的背景、精神医学との関わり、各種の心理療法を研究する。病院等での体験学習をおこない、基礎知識に基づく応用力をも養う。
テキスト:準教授作成資料を使う。

●コミュニケーション理論; 鈴木正光 (準教授) 4単位
 大衆社会を対象とするコミュニケーション論ではなく、数人の中で行われる微視的コミュニケーション論を扱う。親子間・夫婦間・治療者患者間等のそれぞれのコミュニケーション行動と、その行動の意味を探り、その中の多元的メッセージの矛盾と相互の係わりあいとしてのコミュニケーション行動に焦点を当て、関与者への影響度を考察する。また、コミュニケーションの歪みが対人関係に及ぼす悪影響を観察し、「場」に応じたコミュニケーションの成立過程を研究する。
テキスト:準教授作成資料を使う。

心理学概論; 橋本慶男 (教授) 4単位
 心理学の基礎知識と理論について学ぶ。「心理学とは何か?」という基本的命題を理解することを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

カウンセリング概論; 橋本慶男 (教授) 4単位
 カウンセリングの実際と理論を基礎から学び、企業等のカウンセリング現場での実習をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

創造行動学研究論; 高橋芳邑 (教授) 4単位
 本講座は、調査分析を主体とし、思考の柔軟性と創造性に関する行動科学を基礎から研究する。
テキスト:「競争社会を生き抜くために」 自著

学習心理学研究論; 高橋芳邑 (教授) 4単位
 心理学上の「学習の転移」を、社会生活に適用させる理論を研究する。
テキスト:「情報リテラシー操縦術」 自著

社会心理学研究論; 高橋芳邑 (教授) 4単位
 人間の社会行動と創造的管理に関する心理学的原理を研究する。
テキスト:「競争社会を生き抜くために」 自著
催眠学
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●催眠術入門論; 秋田晴代 (教授) 32単位
 催眠術の歴史、自己催眠誘導法、応用法、自己催眠実技を、7回のテキストにより完成させる催眠術入門講座である。催眠療法理論・自己催眠概論・自己暗示理論・他者催眠理論・集団催眠理論・その他を実習的に学ぶ。
テキスト:教授作成資料を使う。

●催眠実技論; 秋田晴代 (教授) 24単位
 リラックス法、呼吸法、自己催眠、他者催眠の実技習得コースである。催眠誘導実技論・自己催眠実技論・他者催眠実技論・人生設計プログラム論・その他を実習的に学ぶ。
テキスト:教授作成資料を使う。

●催眠宗教相関論; 佐々木千夏 (教授) 4単位
 各宗教ごとの催眠の応用事例を学習し、宗教の洗脳プロク゜ラムにある催眠暗示を避け、あるいは催眠暗示をとくノウハウを習得する。
テキスト:教授作成資料を使う。
日本語学
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●日本語学概論; 川添裕希 (教授) 4単位
 日本語の特色を音韻・文法・語彙・文字表記などの面から考察する。更に、英語・中国語など、他の言語との比較考察をおこない、日本語の特質を理解することを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●日本古典文学論; 川添裕希 (教授) 4単位
 日本の古典文学を主に神話・説話を中心に購読していく。その上で、それぞれの話の話型分析を行い、日本文化の特質について考えてみたい。
テキスト:教授作成資料を使う。

●現代日本語文法論; 岡田誠 (非常勤講師) 4単位
 本講座では、現代の日本語の文法が、実は様々な問題を含んでおり、学校文法では扱われない、生きた日本語文法を学ぶ。
テキスト:「国語教師が知っておきたい日本語文法」 山田敏弘著 くろしお出版

●漢字書体筆順論; 岡田誠 (非常勤講師) 4単位
 本講座では、書くときの書体と教科書体との違いに焦点を当て、筆順の違いに関する理解を深めることを目的とする。
テキスト:「漢字筆順ハンドブック」 江守賢治著 三省堂

●漢文研究概論; 岡田誠 (非常勤講師) 4単位
 日本における漢文とは、先ず古典中国語に対する訓読作業を行い、次に日本の文語文という形で、日本の古典として受容されてきた。この史実を再確認することを目標とする。
テキスト:「漢文を読む本」 安藤信広著 三省堂
外国語学
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●ペルシャ語概論; フローラ・ ジャスミン (教授) 4単位
 ペルシャ語は、現代イランの言語であるが、その歴史は遥か4千年前までさかのぼる。歴史のあるペルシャ語を簡単に楽しく学習する。先ず、自己紹介が出来るようになることを目標とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●Italian language and literature; Roberto Abenante (教授) 4単位
(授業は英語により行う。)
 Italian language and century literature, from Romanticism to To WW2 Lectura Dantis: The first ten cantos from 'Inferno'
TEXT:The course is mainly based on the lecture notes of Prof. Abenante

●日本近・現代文学論; 内田照子 (教授) 4単位
明治以降の日本文学の代表的な作家とその作品について読み学んでいく。
テキスト:教授作成資料及び文学全集を使う。

●日本近・現代文学史論; 内田照子 (教授) 4単位
明治以降から現代までの日本文学の流れを、日本文学史の中で理解できるように考察する。
テキスト: 「現代文学史」上・下巻 小田切秀雄著

●日本現代文芸論; 内田照子 (教授) 4単位
現代文学 (散文) ・小説・文芸評論・評論・エッセイ・評伝を実際に創作し、将来これらの作家として活躍できるよう、基礎的な文芸論を学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。
比較文化学
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●アメリカ研究論 -- 日系移民の軌跡 ; 渡邉剛 (教授) 4単位
 日系アメリカ人の種々の問題を検証し、いかにして日系アメリカ人としてのアイデンティティーを形成してきたかを研究する。
テキスト:「人種偏見」 「アジア系アメリカ人」

●アメリカ研究論 -- 第2次世界大戦と日系アメリカ人; 渡邉剛 (教授) 4単位
 日系アメリカ人及びアメリカ国籍を持たない当時アメリカ在住の日本人達は、第二次世界大戦時に如何なる境遇に置かれ、人種差別をどのように受け止め、如何なる行動をとったのか、その歴史を検証し、その今日性を研究する。
テキスト:「アメリカの強制収容所」 「ハワイ日系米兵」

●アメリカ研究論 -- 朝河貫一生涯と今日性 ; 渡邉剛 (教授) 4単位
 日本人初のアメリカ名門大学の教授に就任し、歴史家の立場から日米開戦阻止に心血を注いだ朝河貫一の生涯を辿り、彼の歴史観・世界観の今日性を研究する。
テキスト:「朝河貫一に世界」「甦る朝河貫一」「幻の大統領親書」
芸術学
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●染色文化論; 中川存 (教授) 4単位
 繊細で色調豊な日本の染色文化の特性を多角的に考察し、同時に、一般家庭にある材料を用いて、何処でも出来る染色技法を体験的に学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●美術鑑賞論; 中川存 (教授) 4単位
 芸術論、美術論に定説は存在しない。しかし、各時代の各作家の芸術作品を挙げ、精選した美術鑑賞の原理を究明することを目的とする。
テキスト:教授作成資料を使う。

●色彩文化論; 中川存 (教授) 4単位
 色彩のない世界、色彩の乏しい世界を想像すると、言葉の通じない社会生活を営むに等しい。豊な生活を送るための色彩言語を、実践的に、かつ深く解明し、色彩コーディネーター養成にも繋がる色彩文化論を学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●現代美術論; 斎藤俊徳 (教授) 8単位
 現代美術の諸分野の総合的な学習体系である。即ち、芸術における行為、芸術と言語に関する基礎的事項について学習する。
テキスト:「現代美術論」 自著 (株)大学教育出版、「カラー版 20世紀の美術」 末永照和著 美術出版社

●近・現代美術論; 斎藤俊徳 (教授) 8単位
 19世紀から現在までの現代美術を、ジャンル別に体系的に学習し、その芸術理論及び方法論を学習する。
テキスト:「カラー版 20世紀の美術」末永照和著 美術出版社、 「近代美術のキーワード」及び「現代美術のキーワード」 ロバート・アトキンズ著 美術出版社

●美術学概論; 斎藤俊徳 (教授) 10単位
 美術作品=平面作品(デッサン・絵画・版画他)、立体作品(立体・オブジェ・彫刻他)、現代アートの実技指導、芸術作品評論指導、学生の制作する作品(E−mail・ポジフィルム・カラー写真等による作品)を実践的に制作して研究する。また、概論を超えた、表現作品に対する批評指導をおこなう。
テキスト:教授作成資料を使う。

● 写真映像学概論 ; 井上清司 (教授) 4単位
 芸術写真の撮り方・見方・考え方を学ぶ。写真上達の決め手は、バーチャルトレーニングにある。潜在意識を目覚めさせ感性を磨くことが、芸術写真上達のポイントである。これらのことを理論的・体験的に学習する。
テキスト:「感性で撮るうまい写真」 自著 研光新社

● 実践的写真技術論 感性で撮るうまい写真; 井上清司 (教授) 4単位
 写真は、心の眼を開いて写すものである。被写体と対決した各人の心の映像表現でなければならない。風景写真上達のための潜在意識を引き出すワンポイントレッスンを項目別に学習していく。
テキスト:「うまい写真は心眼で撮れ」 自著 研光新社
 

● 被写体別芸術写真論; 井上清司 (教授) 4単位
 芸術写真の見方は、主観と客観とがある。写真とは、真を写すと書く。あらゆる被写体の中から真の感受性を高める方法論を学習する。
テキスト:「花の魅力を撮る」 自著 研光新、 「石仏に魅せられて」 自著 研光新社刊 

●毛筆書概論; 蔭間聡子 (助教授) 4単位
 日本人独特の季節感を研究し磨きをかける事は、人間性を高める上で大切であり、その為に各季節毎の漢字と詩 (短歌及び俳句をも含む) を取上げ、毛筆を使って研究する。
テキスト:「さわらび帳」 松本春子著 教育出版株式会社、「九成宮醴泉銘」 欧陽詢著 二玄社

●美術造形演習; 瀧田正一 (助教授) 4単位
 演習により、各自が直面する課題に対応する制作技術の克服を目的とする。学生は、美術造形の広い領域を理解するため、商業美術からWeb Artまで、多くのジャンルを実践的に学習する。
テキスト:助教授作成資料を使う。

●美術造形論; 瀧田正一 (助教授) 4単位
 人間は、様々な素材や部品を駆使する、組み込む造形表現装置を、より具体的に理解する。造形作品と、そのフィールド(造形表現領域)との関わりを、個人レベル、社会レベル、地球レベルへと発展させる、フィールド開拓理論を学習する。
テキスト:助教授作成資料を使う。

●芸術論特別演習; 瀧田正一 (助教授) 4単位
 「芸術とは何か?」を問う前に、芸術家が何をめざしてきたかを様々な資料から導き出す。さらに、「人間の活動としての芸術」を、演習を通じて再考する。
テキスト:助教授作成資料を使う。
保健・体育学
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●身体・スポーツ文化論; 田澤トニオ (教授) 4単位
 人間が新しい動きを獲得する際には、その運動を発生させるこつがある。その「こつ」とはなにか、その「こつ」とは誰にでも伝承できるものかなど、日本の伝統芸能の「わざ」の伝承へも視野を広げながら、運動をする人間が持つ感覚的なものについて、学生の推論と内的対話のプロセスを探りながら、身体運動理論の基礎を学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●表現文化論; 田澤トニオ(教授) 4単位
 学生の生活経験と運動経験の具体例をもとに、人間が創り出してきたスポーツ文化と、人間が生産手段として生みだしてきた技術に焦点を当て、技術の発達史的様相、技術の分化に伴う身体知としての、生産の技術、スポーツの技術等について学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●人間学的運動論; 田澤トニオ (教授) 4単位
 人間の運動を理解するためには、「身体」を無機的で物質的な対象としてだけでなく、運動者本人が感じている体験世界を厳密に知るべきであり、理性だけでなく感性からも理解する必要がある。この観点に基づき、運動学習の実践現場との接点を視野に入れたスポーツ運動の科学論的基礎としての認識論及び方法論にに関する概説を学習する。
テキスト:「スポーツ運動学」 クルト・マイネル著 大修館書店

●自己実現論; 佐藤寿美 (講師) 4単位
 自分の考えを実現し達成するためには何が大切かを学ぶ。先ず、目標を持つことが大切であることを学習する。
テキスト:講師作成資料を使う。

●心身相関論; 佐藤寿美 (講師) 4単位
 心と身体は別々ではなく、心が健康でないと身体も健康ではいられない。現代社会におけるストレスの問題を含めた心身相関論を学習する。
テキスト:講師作成資料を使う。

●筋力トレーニング概論; 佐藤寿美 (講師) 4単位
 「筋肉をつけるにはどうしたら良いのか?」とか、「健康に気をつけてダイエットするにはどうしたら良いのか?」という日常の素朴な疑問に回答しつつ、筋力アップを実現するノウハウを学習する。
テキスト:講師作成資料を使う。

●健康教育学; 運天先和 (教授) 4単位
健康に関心のある学生を対象に、先ず健康の定義から考察し、次に「人間の生命とは何か? 死とは? 病気はどうして起こるか?について追求し、「どのようにして健康を守ったらよいか?」に関するノウハウを学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●健康科学論; 運天先和 (教授) 4単位
健康に関心のある学生を対象に、最新の健康科学の基礎知識を学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●健康論概説; 小林恵津子 (教授) 4単位
身体的な運動能力を向上する方法を、西洋と東洋の伝統的理論を混じえて学習する。ゆったりとした呼吸法、しなやかなヨガ的な動き、内臓に影響する様々な感情作用を体験し、肉体的な健康の基礎である身体運動能力を向上させる理論を学ぶ。
テキスト:教授作成資料を使う。

●実践的健康論概説; 小林恵津子 (教授) 4単位
 日常における人体諸問題(腰痛・肩こり・カゼなど)を予防・解消するツボ刺激法及び東洋的運動法を実践的に学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●トータルヘルスケア論; 北園忠美 (教授) 4単位
60兆個の細胞から成る人間の健康を保つために必要な、トータル・ヘルスケアの基礎理論について学習する。
テキスト:教授作成資料を使う。

●体育学概論; 北園忠美 (教授) 4単位
人体は、筋肉の働きを必要とするが、腰痛・膝関節症等の予防・改善方法について筋肉の働きから考察する。
テキスト:教授作成資料を使う。
その他
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●人間学概論; 三木英一 (教授) 4単位
 ニュース報道には、日本社会の礼節と安全神話の崩壊を物語る凶悪事件があふれているが、かかる時代に、「論語」等の伝統的倫理観を学び、人間としての正しい生き方を追求する、人間力養成講座である。
テキスト:「論語」「言志四録」 佐藤一斎著
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