実社会で有形無形の社会貢献を果たすためには、自己の意識・無意識に宿る無限の力を引出す知識・技能を体得すること、即ち、「考える力」である思考力・創造力・人間力・適応力・表現力を培う中等教育課程が不可欠です。 画一的な偏差値教育という共産主義教育に縛られた日本社会の高校には無い教育課程です。 高等学院では、「考える力」を養うと同時に、実社会において「新しい独創的な道」を切り開きうる実力、即ち、強い意志と高度な能力を涵養します。 最初の時点では、『これが、やりたい!』
という何かしらの目的意識を持って “ホーム・フリースクール” の高等学院を志願して下さい。 次の時点では、高等学院のEメール等による通信教育と通学教育(個人指導・合同クラス指導)に参加し、この貴重な学習期間を通じて、学校と無関係な事であっても、質問と相談を続けて下さい。 このようにして物事を深く考えながら過ごすうちに、歩むべき道が見え、問題を解決する方法が見つかり、生涯にわたって頼りになるメンターズ(助言者)とも知り合いになれます。
『中等教育実施要領』の解説
■ 1 ■ 「考える力」を養う人格教育
(1) 自己の周囲の出来事に無関心で、物事に疑問を持たず、飼育箱の中に入れられた昆虫や小動物のごとく共産主義的な支配を被る、いわゆる、「考える力」の無い人間を大量生産する戦後教育とは異なる、「考える力」を養う人格教育を行います。
(2) 学習して暗記した知識を現実社会の諸問題に応用する方法を教えます。
(3) 米国の実業家 アンドリュー・カーネギー(1835〜1919)、日本の実業家 渋沢栄一(1840〜1931)、帝国海軍大将 東郷平八郎(1848〜1934)といった偉人伝から導かれる「成功の法則」を教え、
精神的・社会的・経済的に自立した生活を営む能力を高めます。
(4) 両親・教師・学者・政治家・宗教家・公務員・専門家などが言っている事、マスコミで報道された事、ネット上にある情報を、そのまま信じてしまうことの危険性と、自分の頭で考えてから物事を判断する必要性を教えます。
■ 2 ■ 知恵と知識の違いを明確化した教育
(1) 知恵とは、単なる情報にすぎない知識と異なり、自己の失敗の経験を通じて得た、物事の真理を把握する能力を指します。 この意味で、偽りの多い偏向した戦後教育は、間違った知識(情報)を与え、人生の諸事を決められる知恵を何一つ授けない、誤情報暗記型の管理教育でした。 従って、間違った知識(情報)の暗記に偏重した管理教育を改め、偉人の伝記通読による臨場体験学習と、日常生活の失敗事例を記録する体験記録学習を大幅に採り入れた、生徒の知恵を養う自由主義教育に努めます。
(2) 本当の学校とは、「経験から学ぶ」という特権を行使できる「人生」と言う名の教育環境です。 死者が経験から学べないように、学校の校舎や教科書そのものには何の価値も意味もないことを教えます。 「人生の経験から学ぶ」
ことの重要性と素晴らしさと教えます。
■ 3 ■ 成功と失敗の因果関係を認識させる教育
(1) あらゆる失敗には、その失敗に見合うだけの成功の種が必ず含まれており、成功の種を見出す方法を教えます。
(2) アイデアを得ることが成功の端緒であることや、頭に浮かんだアイデアが人生で望むものを手に入れるために役立つか否かを判断する方法を教えます。
(3) 最も大切な財産は、時間であることを教え、時間を有効に使う方法と、睡眠・飲食・家族・生計・娯楽・教育などに効率的に配分する方法を教えます。
(4) 具体的な事例から、『あらゆる失敗は、成功の種である』 『あきらめずに目標の達成を目指す意志があれば必ず成功できる』ことを教えます。
■ 4 ■ 自己の心身を正しく認識させる教育
(1) 古代ギリシャの『汝自身を知れ』 という標語の下に、心身の仕組みを教えます。
(2) 心の働き、即ち、思考・感情・意志を統御する方法を教えます。 (思考=知性=理性)
(3) 生存に不可欠な呼吸・睡眠・飲食という根源的な生理機能を統御する方法を教えます。
(4) 心と脳の機能と、その無限の可能性について教えます。 (心=精神=意識=エネルギー)
(5) 脳と意識エネルギーの関係は、コンピューターと、その操作者の関係と同じであることを教えます。
(6) 意識エネルギーは、脳を超えた時空間(多次元の現象世界)に遍在していることを教えます。
(7) 脳は、時空間(多次元の現象世界)に遍在している意識エネルギーの受信装置であることを教えます。
(8) 脳の機能は、コンピューターと同じで、意識エネルギーから与えられた刺激(情報)を解析する機能しかないことを教えます。
(9) 思考したり、意志を抱くのは、意識エネルギーであって、脳ではないことを教えます。
(10) 感情は、意識エネルギーと脳との相互交流の作用によって生ずる意識の状態(喜怒哀楽等)であることを教えます。
(11) 意識エネルギーから来た刺激(情報)の解析を間違えたり不十分な脳には意識エネルギーの流入が減少することを教えます。
(12) 意識エネルギーの流入が減少した脳から出される要求には、意識エネルギーが反応しなくなることを教えます。
(13) 視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚から生ずる五感の欲求と 睡眠欲・食欲・性欲という生理的欲求を統御する方法を教えます。
(14) 五感の欲求・生理的欲求を活用して自己の願望を実現する方法 「欲求+思考×感情×意志=行動」 を教えます。
(15) 脳の松果体が司る第六感を使って意識エネルギーから得られる様々なアイデアを慎重に検討するべきことを教えます。
(16) 性欲は、人生を設計する創造的なエネルギーであり、このエネルギーを成功への原動力に転換して活用する方法を教えます。
(17) 正しい食生活による健康管理の必要性を教えます。
(18) 断食の医学的な効用と、その適正な実践方法を教えます。
(19) 食品添加物などの有害な化学物質と、運動不足・過食拒食・生活習慣病の危険性について教えます。
(20) 精神(心・意識)の調和を保てるのは、感情と欲求を抑える「自制心」によることを教えます。
(21) 「自制心」の本質は、物事の真理を把握することによって得た「確信」にあることを教えます。
■ 5 ■ 無限の可能性を教える教育
(1) 人生の明確な目標を持つべきことを教えます。
(2) 人生の明確な目標を明確な計画の下に粘り強く追求する事が、世俗社会で最も効果のある精神状態であることを教えます。
(3) 世の中で自己の占める空間は、自己が世の中に提供するサービスの質と量によって決まることを教えます。
(4) 万人を満足させることはできないため、自己自身を満足させるため、「常に自己自身に正直であること」を教えます。
(5) 自己が思っていることや信じていることは、全て実現できることを教えます。
(6) 限界は、自己が自己の意識の中で作ったか、他人が自己の意識の中に作るのを許したか、このどちらかであることを教えます。
(7) あらゆる問題の適切な解決策は、その問題を作り出した環境の中に見つかることを教えます。
(8) 自己の考えは何でも恐れずに表現するべきことを教えます。
(9) 他人の考えは、受け入れることも拒絶することも自由であることを教えます。
(10) 自己の意見は、論理的な思想と事実によって支えられていなければならないことを教えます。
(11) 事実は、自己にとって不利益であったり不愉快であっても、全てをありのままに受け止めねばならないことを教えます。
(12) 他人の考えに左右されずに自己の判断で物事を決める権利があることを教えます。
(13) 物事の決断は、迅速に行い、一旦決断したことを明確な理由もなく変更すべきではないことを教えます。
(14) 一旦決断したことを変更する必要性がある場合、ゆっくり、しぶしぶ変更するべきことを教えます。
■ 6 ■ 日常生活の習慣の長所と短所を教える教育
(1) 日常生活の習慣がもたらす長所と短所について具体的な事例を挙げて教えます。
(2) 無関心・薄情・利己などの悪習慣が長く続いて人生に固定化されると、自分の頭で考えられない家畜人間になることを教えます。
■ 7 ■ 人間関係の法則を教える教育
(1) 資本を投入すればするほど利益が雪だるま式に増える「収穫逓増の法則」という経済現象に基づき、人から求められるものよりも常に多量かつ高品質なサービスの提供に努めるべきことを教えます。
(2) 米国の思想家 ラルフ・エマーソン(1803〜1882)の説いた『望むものを得るには、その代価を払わねばならない』 『報酬を得るには時間を大切に考えて短時間の労働をしなければならない』 『恐怖は常に無知から生じる』 という「代償の法則」を、日常生活の具体的なシーンから教えます。
(3) 人間関係の「調和の法則」を示した『類は友を呼ぶ』という格言に基づき、恐怖・無知といった否定的感情にとらわれた思考習慣を持つ個人や組織との交わりを避けるべきことを教えます。
(4) 人間関係の高次元のルールである『情けは人の為ならず自分の為』 『蒔いた種は自分で刈り取る』 『他人にしたことは、全て自分に還ってくる』 という「因果の法則」を具体的な事例から教えます。
■ 8 ■ 教育体制の概要
(1) 補助教員として、ビジネスマン・科学者・芸術家・ジャーナリスト・医師などの専門職グループを配置し、生徒に実用的な知識を授けるように努めます。
(2) 教師は、「学習指導者である生徒」の創意工夫に関する助言を行う立場に留まり、生徒の斬新無垢な学習方法と考え方に、逆に学ぶ姿勢に徹します。
(3) 生徒の自発的な学習を促す教育体制を整備します。 例えば、学習内容は、日常生活とつながりのある具体的作業とし、教室は講演会方式ではなく、会議方式の円卓テーブルまたは四角形囲みテーブルを配置します。
1. 教員は、全員、大学教授です。
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2. 書類選考(筆記試験・書類審査)及び面接審査を実施します。
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3. 修業年限は、生徒・学生・社会人の年齢・職歴・資格・能力に応じて異なります。
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4. 志願者(生徒・学生・社会人)の個性と目的意識を重視します。
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5. 卒業後は、入学審査を経て、IOND University ヘ進学できます。
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6. 文部科学省所管の大学へ進学したい方のために、「大検受験コース」があります。
詳細については、Q&A をご覧下さい。 ご不明な点は、メールでお問合せ下さい。
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